Shibuya Cross-FMにゲスト出演した大久保(C)K-1
2025年11月15日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~』にて、-56kg契約でウー・ユートン(中国)と対戦する大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が、2日(日)東京・Shibuya Cross-FMの『東京おしゃべり倶楽部RADIO』に生出演。

番組MCの雪乃精レイがK-1ファンということと、大久保のイケメン選手としての雰囲気にも魅了されて、急遽生ゲスト出演が決まったという。格闘技系のゲストは番組初とのこと。
大久保は自己紹介に続き、選手としてのキャリアについて「僕は今21歳なんですけど、6歳から(格闘技を)ずっとやっていて15年くらい格闘技に携わっているかなって感じです」と、一見格闘技には無縁そうな細身の体型からは想像がつかない程のキャリアの長さと戦績(Krush初代フライ級チャンピオン、K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準優勝)を聞いた番組MCからは驚きの反応が。
続いて番組は、主にMCからの様々な質問に答えるカタチで進んでいった。
K-1の魅力と自身が思う最近の格闘技界について大久保は、「様々な格闘技団体がある中で、K-1はリングで命を賭けて選手同士のプライドがぶつかった ある意味スポットが強く当たるところでやってるので、それが面白いところかなと思っています。今月15日の大会に中国人選手と戦うんですけど、そのあとは来年、世界チャンピオンを目指したいです。
最近は強い選手がいても、面白い選手が全然いないなと。昔のK-1ってホントいろんなキャラクターの選手がいて、かなり盛り上がっていたようなんですけど、今はそういう感じじゃないんで、自分がチャンピオンになったときに(K-1の盛り上げかたについて)自分なりに考えていきたいなと思っています」と熱意を語り、「あんまり大きなことは言えないんですけど、前々から世界チャンピオンになりたいっていうのは勿論ありますし、何階級も制覇していきたいなというところで、お客さんがもっと熱狂するようなことをやっていきたいなと。いろんな団体がある中で誰が1番って正直分からないので、団体をまとめて世界の頂上決戦をしたいですね」と大久保なりの構想を語った。

普段の生活についての質問では「今大学の3年生で通学しながらプロ練習をしているんですけど、朝に走って、大学に行って、夜は大体7時から11時ぐらいまでが練習なんです。起きる時間はまちまちですけど平均朝の8時くらい」と語り、いっぱい食べなきゃいけないことはあるんですかとの質問については、「今減量期間なんです、1カ月で最低10㎏ぐらいは落とすんですけど、もともと細身で“ほんと落ちるの?”と(まわりから)よく言われるんですけど、最後は気合いで落とします」と大久保の答えに、契約体重に寄せていく減量の難しさをMCは感じたようだ。
ご飯も何キロカロリーかを計算するんですかとの質問には「最初のほうは計算してますけど、残り1週間は飲食物の重さがそのまま体重に乗っかってくるので、軽くてもカロリーの高いものを食べるかが勝負ですね」と減量時の工夫について語った。
雪乃さんからの「頂上を目指していくと、なんか統一っていう言葉がさっきからひっかかているんですけど、いずれ世界統一戦とかね、王者決定戦という舞台ができることはありえるんですかね?」という質問には、「ありえると思います。その為には来年はしっかりK-1チャンピオンにならなければいけないなと思っています」と大久保の答えからは並々ならぬ決意が垣間見えた瞬間だった。
番組の最後に大久保は「今年2月と7月の大会では連続KOで勝っているので、11月の試合にもしっかりとKOで勝って、来年につなげていきたいですね。今は『鬼の集中モード』です」と意気込みを語った。
出演を終えた大久保は昼間、K-1のPRで参加した「ふるさと渋谷フェスティバル」(会場:代々木公園イベント広場 他)について「三連休の中日ということもあって、野外ステージではたくさんのお客さんが見に来てくれて、格闘技を経験していない小さい子たちとミット打ちをして、これをきっかけにK-1に興味を持ってくれたら嬉しいなと思っています。このイベントに参加して良かったです」との感想。
また「多くの人で溢れかえっている会場を見て、渋谷ってホント東京の中心なんだなと改めて思いました」と、イベントが大盛況だったことに驚きの感想を述べた。





