先週ぐらいからアドレナリンが止まらない

――TRIBE TOKYOで練習を始めてから1年ほど経過して、大阪時代と比べてスキル面やメンタル面など変わったところは?
「いや、もう全てが変わってます。全てが変わってるんで。なんでその成長を見せたいと思ってます」
――今回SMOKER GYMの後輩の宮川日向選手がこの大会に出場する。RIZIN初参戦となる宮川選手にアドバイスは?
「アドバイスは、RIZINなんでただ勝つだけではあかんぞっていうのを伝えたのと、しっかり内容が問われる今回がその試合になるぞって伝えましたね」
――長南さんが、萩原選手が今回非常に気合いが入りまくってると発言していたが、こういった感覚はこれまでのキャリアの中で初めて?
「初めてかもしれないですね。今回はしっかり準備をできて、本当に過去最高に仕上がっていると思ってるんで。なんでもう先週ぐらいからアドレナリンが止まらなくて。早く戦いたいですね」
――そういった中で今後のキャリアも左右する大一番に準備をしてきた中で、一番印象に残った出来事は?
「同じことを毎日繰り返してきただけなんで。その中でも毎日が自分との戦いで、その戦いに勝ってきて、2カ月のファイトキャンプや毎日に勝ってきて、今自分が出来上がってるんで。だからどこかっていうよりかも、毎日が印象的ですごい充実した毎日をおくれました」
――喧嘩マッチというような見方もあるが、萩原選手は喧嘩はお好きですか?
「格闘技の中での喧嘩は、自分はガンガンリスクを取れる方だと思ってるんで。今回もそういう戦いを仕掛けていこうと思ってますね」
――今何kgですか?
「今は70ちょっとぐらいだと思うんで。あと4kg少しですね」
――今回バンタムから上げてきて成長段階にある秋元選手と、フェザーまで落とす萩原選手の身体能力の差が際の部分で出ると考えますか?
「そうっすね。まあ出ると思うし。まだ向こうは見ての通り子供の体というか、まだ線も細いし、しっかり組み技ができる体じゃないと思うんで。そういうところが後半で出てくるんじゃないかなと思っています」
――萩原選手の前に後藤丈治選手が、ファイトキャンプを通じて、かなり萩原選手と絆を深めたと言っていた。一緒の大会に出る同じジムの選手にいたってことはかなり心強かったですか?
「やっぱり同じ期間で、同じスケジュールでずっとやってきて。お互いに意見交換し合ったりとか、そういうのもできたし、今回仲が深まったなってのは自分も思いますね」
――車で握手をされたっていう。
「そうです(笑)。高校生の青春時代みたいなことやってましたね」
――先ほど秋元選手が十代で頑張っている部分は認めるような発言がありましたけども、萩原選手はこの試合がおそらく20代で最後の試合になるかと思うんですけど、20歳になった時にこう思い描いても、20代、十年間こうどう最初に思い描いたものから、このもうすぐ終わる20代っていうのをどんな風にこう?
「20代に入った頃には、今のこんな自分の姿が全く想像してなかったし。自分が想像してた姿よりもはるかに上のところに行ってるんで。30代は35歳ぐらいまで現役は続けようかなと思ってるんで。あと5年でしっかりやることやって、凄いとこまでもう1回弾けたいなと思ってますね」


