MMA
インタビュー

【RIZIN】全席完売! 萩原京平「出る杭を打つのが、自分の役目」=11月3日『RIZIN LANDMARK 12』神戸・試合順も発表

2025/10/28 18:10
 2025年11月3日、神戸GLION ARENA KOBEにて、『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』が開催される。  1万人弱収容の同会場で全席種が「完売」となった神戸大会の第14試合のメインイベントでは、フェザー級で2連勝中の萩原京平(SMOKER GYM・29歳)と、MMA9勝1敗の超新星・秋元強真(JAPAN TOP TEAM・19歳)が対戦する。 ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R秋元強真(JAPAN TOP TEAM)9勝1敗萩原京平(SMOKER GYM)9勝10敗  萩原は、3連敗から2連勝中。牛久絢太郎、武田光司、高木凌に敗れるも、TRIBE TOKYO MMAを拠点にすることで進化を遂げ、25年3月にトビー・ミセッチを1R TKOに下すと、5月の前戦でもJTTの西谷大成にカーフキックを効かせて左フックで1R KO勝ち。  秋元は、24年大晦日に元谷友貴との「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で判定負けでMMA初黒星。25年5月、高木凌とのフェザー級新世代対決で判定勝ちで再起を遂げると、7月にダウトベック戦が流れるも、緊急参戦の赤田功輝を1R リアネイキドチョークで下している。その勝利のマイクで萩原京平をコールアウトし、リング上で舌戦を展開していた。  いよいよ決戦に向け、神戸のケージに向かう萩原に本誌が聞いた(※YouTubeに全文掲載)。  24年の夏から長南亮代表率いる「TRIBE TOKYO MMA」に拠点を移し1年強が経ち、萩原は、「ここ2試合、最近でもどんどん際(きわ)の新しい技術を覚えて上達してるのが自分でも分かる」と充実の表情。  出稽古組も集まるなど、猛者が揃うTRIBE TOKYOでは、「佐藤将光さん、堀江(圭功)君とかも試合前に来てたり、TRIBE所属の選手だけでもフェザー級に武田(光司)君がいたり、狩野優選手がいたり、他にも強い選手がいっぱいいるので、そういう選手たちと毎日やっています。一つ上の階級で後藤亮がおったり、(エフェヴィガ)雄志がいたりとか。基本はフェザー級から上とやってる」と、ライト級、ウェルター級の選手とも組んでいるという。 「技術とともにフィジカル的にも伸びてきて、一本取られる回数も始めの方に比べて減っているし、逆に組みの中で自分が優位なポジションに立つ時間もできてきた」と手応えを感じるなかで、同門の現ONE世界フライ級王者の若松佑弥の戦い方に刺激を受けている。「打撃の強い佑弥君は組みでもしっかり勝負しにくる。そういうところも見ていて勉強になるし、佑弥君もいろいろ教えてくれる。あのスタイルは自分が参考にすべき戦い方」と、自身の武器であるスタンドを活かすためにも、打撃と組みの「間」を繋ぐ動きに磨きをかけてきた。  秋元とは互いに舌戦を繰り広げてきたが、ファイターとしての強さについては認めている。 「強い選手だと思っているけれど、でもまだトップどころか、と言われたら全然そうじゃない。まだ“幻想”がでかい部分が正直あると思っているので、自分がしっかり幻想を壊して“現実”を見せたい」という。  ほかにも、右利きサウスポーの秋元の打撃について、さらに組みからバックテイクの速さについても分析済みの萩原は、「相手は若いんで、まだ大きな挫折を味わっていない。調子に乗ってたら“出る杭は打たれる”ので、その役目が自分」と、出過ぎたふるまいのつけを払わせるつもりだ。  地元・神戸のメインで、萩原は秋元に残酷な現実を見せつけることができるか。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント