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【DEEP】元UFC井上直樹がバンタム級で北田俊亮と対戦、武田光司vs大原樹里の再戦、水野竜也vsロビソン、青野ひかるvsパク・シウも=12月15日(日)大田区総合体育館

2019/10/29 08:10
2019年12月15日(日)「skyticket Presents DEEP 93 IMPACT」大田区総合体育館大会の追加カードが発表された。 元UFCファイターの井上直樹(Serra Longo Fight Team)の参戦が決定。ベテランの強豪・北田俊亮(パンクラスイズム横浜)と対戦する。 MMA11勝2敗の井上は、2014年の「DEEPフューチャーキングトーナメント」で優勝するなどプロ10戦全勝でUFC参戦。2017年6月にカールス・ジョン・デ・トーマスに判定勝ち後、2018年6月にマット・シュネル(※現在UFC4連勝中)にスプリット判定負け。その後、フライ級戦線を縮小したUFCからリリースとなり、2019年2月に米国「CageFury FC 72」に出場し、ショーン・サンテラに判定負けしていた。 2019年5月にはBellator&LFAファイターのカイル・エストラーダとの試合が決まっていたがキャンセルとなり、今回、2017年3月以来の日本でのバンタム級戦で再起を図る。UFCファイターで元DEEP JEWELSストロー級王者・魅津希の実弟である井上直樹は現在、姉や佐々木憂流迦らとともにセラロンゴ・ファイトチームで練習を積んでおり、DEEPでの試合決定に、「試合自体は10カ月ぶり、久しぶりの日本での試合です! DEEPで育ったのでまたここで試合できて嬉しいです。楽しみにしてます」と意気込みをSNSに記している。 ©Satoshi Narita 対する北田俊亮はMMA22勝12敗4分。2018年4月にソン・ジンス(現UFCファイター)に2R TKO負け後、2018年12月には白川“Dark”陸斗に判定負けと、いずれも強豪相手に2連敗中。しかし、2016年にはソン・ジンスとの初戦で判定勝利し、組み技師・齊藤曜に一本勝ちするなど、柔道ベースで柔術茶帯のグラップリングの強さには定評がある。サブミッションに長けた井上と組み伏せる北田の試合は、MMAのトータル力が問われる試合となりそうだ。 また、10月22日の「DEEP 92 IMPACT」後楽園ホール大会でライト級タイトルマッチを戦った王者・武田光司(BRAVE)と挑戦者・大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)がベルトをかけて再戦する。10月大会では2Rの武田のローブローにより大原が続行不可能となり、その時点でのテクニカル判定3-0で武田が王座防衛していた。 既報通り、DEEP JEWELSミクロ級 5分2Rでしなしさとこ(フリー)VS にっせー(フリー)、さらに王者・ロッキー・マルティネス(スパイク22)vs 挑戦者・誠悟(AACC)によるメガトン級タイトルマッチも決定しており、現時点で2階級の王座戦が大田区大会での実施が発表されている。 ライトヘビー級では、10月大会で酒井リョウによるグラウンド状態での反則のヒザ蹴りを受け試合続行不可能で反則勝ちとなっていた水野竜也(フリー)が連続参戦。ロデオスタイル所属でMMA8勝6敗2分のジョシュア・ロビソン(米国)と対戦する。PANCRASEでは高木健太、荒井勇二に敗れているロビソンだが、2015年9月の「GRANDSLAM 3」で市川公貴にTKO勝ち以降は、GRACHANで5勝1NCと負け無しで5つのKO・TKO勝ちをマークしており、その強打に対し一本勝ちも多い水野はいかに戦うか。 また、DEEP JEWELSアトム級戦として、青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)と韓国のパク・シウ(TEAM MAD)の対戦が決定。日本大学レスリング部出身の青野は、全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持つ。MMAでは、2018年3月から3連勝も、2019年3月にベテランの富松恵美にリアネイキドチョークで一本負け。しかし、同年6月の檜山美樹子戦で腕十字で一本勝ち、9月に古澤みゆきに肩固めで一本勝ちするなど、極めに磨きをかけて2連勝中だ。 対するパクはテコンドーをバックボーンにMMAやキックでも活躍。キム・ドンヒョンやハム・ソヒなどのMMAトップファイターが所属するTEAM MADの所属でMMAでは2勝2敗。日本勢とは2018年5月に「GRACHAN 35」で沙弥子に判定負けも8月の「DEEP 85」ではパンチ&ロー、ヒザ蹴り、左ミドルで富松に大差の判定勝ちを収めている。MMAでの前戦では2018年12月に韓国「KAISER 02」でチェ・ジュにも判定勝ちするなど連勝中で勢いに乗っている。 また、キック戦績は3勝3敗で、伊藤紗弥や紅絹とも対戦経験があり、2019年6月の「REBELS.61」ではぱんちゃん璃奈に判定負けも顔面へのヒザ蹴りや飛び込んで放つ右フック・右ストレートをヒットさせ、ぱんちゃんが鼻血を流すなど追い込む場面を作っている。 フライ級では、プロMMA1勝1敗の松丸息吹(パラエストラ千葉)と1勝2敗の森脇公三(トイカツ道場)が対戦する。
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