2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173: SUPERBON vs. NOIRI』(U-NEXT配信)の第9試合で、デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する武尊(team Vasileus)のインタビューが、ONE公式サイトに掲載された。
「デニス選手は最も適した相手だと思います。彼は強く、パワフルで、精神的にも強い。ロッタン選手との試合を見た時、彼は完璧なファイターだと思いました」と、ピューリックを評する武尊。
しかし、と武尊は付け加える。「僕は精神力とパンチ力に関しては、誰にも負けないと思っています。この試合では、互いにパンチを交わし合い、最終的には僕がノックアウトで勝利するでしょう。前回の試合はあまりにも早く終わってしまったので、日本のファンにできる限り最高の試合を見せてデニスを倒し、そのイメージを払拭したい」と、3月のロッタン戦のイメージを塗り替えたいとする。
「最大のモチベーションはロッタン選手にリベンジすることです。彼と戦うチャンスが欲しかったからこそ、ONEと契約したんです。最高のコンディションでもう一度彼に挑みたいですね」と、この一戦で自信を取り戻すことに加え、ピューリックにKO勝ちすることでロッタンに再び挑戦する機会への道を切り開こうというわけだ。
武尊にとってロッタン戦は単なるリベンジマッチではなく、「ONEに参戦して以来、数々の怪我や挫折を経験してきました。ただそれらを乗り越え、ロッタン選手との再戦を果たすことだけが僕の望みです。このリベンジで、諦めなければ夢や目標は叶うということを証明したい。それを試合を通して皆さんに伝えたい。この試合には絶対に負けられない」と、自分が格闘技を通して伝えたいことを自ら証明できる機会だと考えている。
「2021年以降、日本のファンのために勝利を収められず、とても不満を感じています。しかも連勝もできていません。だから、この1試合に全力を尽くします。絶対に勝たなければなりません」と、ファンのためにも再起を果たしたいとする武尊。
「キャリアで2連敗したことは一度もありません。もしそうなったら、もう終わりだと感じてしまうでしょう。もう負けられないというプレッシャーを感じています。でも、一番のモチベーションは、日本のファンのために大きな勝利を収めたいという想いです」と、今の自分を突き動かすのは日本のファンに大きな勝利を見せたいという想いだと語った。