キックボクシング
レポート

【AROUSAL】メインは特別ルールで翔吾がダウンした末木龍にサッカーキック、パウンドの追撃でTKO勝ち

2025/10/14 22:10
DANGER GYM「AROUSAL-10」2025年10月12日(日)茨城・粉クリ・ドームしもつま ▼メインイベント(第7試合)65.0kg契約 DANGER O・F特別ルール 5分2R〇翔吾(DANGER GYM)TKO 2R 1分30秒 ※レフェリーストップ×末木 龍(T-GYM)  イノベーション加盟ジムだったDANGER GYMがフリーとなり、4度目の主催興行となる『AROUSAL』(※覚醒の意味)を開催。  メインイベントは、3戦1勝2敗の翔吾(DANGER GYM)と2戦2敗の末木龍(T-GYM)の新鋭によるオープンフィンガーグローブ(OFG)による特別マッチ。ルールはKNOCK OUTのUNLIMITEDルールと同じく、片方の選手が寝ている状態であれば、サッカーボールキック、踏みつけ、パウンドもありのルールが採用された。  1R、タックルを警戒してか、お互いに様子見の中、翔吾は右ローを集中打。末木はタックルを仕掛けてテイクダウンするとパウンド連打を見せるが、翔吾は耐える。スタンドから再開も、翔吾は右ローを当てていく。  2Rも探り合いの中で、翔吾が末木をコーナーに追い込んで右ストレート。この一発で倒れた末木に、翔吾はサッカーボールキック、パウンドで追撃したところでレフェリーがストップした。翔吾のTKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼セミファイナル(第6試合)ミネルヴァ アトム級契約 2分3R×KANA(Bombo freely)判定0-2 ※29-29、27-30、29-30〇世莉JSK(治政館/ミネルヴァピン級4位)  KANAは普段、美容師を務め、昨年9月の同興行でプロデビューし、NAOMIに判定勝ちを収めている。戦績は3戦2勝1敗。一方、祥子JSKの愛弟子の世莉はミネルヴァピン級4位のランカーで、今回1年半ぶりの復帰戦となる。戦績は10戦3勝5敗2分。  1R、ロー、ミドルと蹴りを散らす世莉に、KANAはパンチ連打で前に出る。2Rも蹴りでペースを握る世莉は顔面での前蹴り、左ハイもヒットさせていく。KANAは突進を止めることなくパンチを振るう。3R、蹴りでペースを握る世莉に、KANAはパンチから組み付いてのヒザを当てて対抗。判定2-0で世莉が接戦を制し、ベルト奪取を目標に掲げた。 [nextpage] ▼第5試合 フライ級契約 3分3R ※ヒジあり×鴇田波琉(モリタキックボクシングジム)判定0-3 ※28-30×3〇トマト・バーテックスジム(VERTEX)  11戦2勝8敗1分の鴇田と、6戦4敗2分のトマトの一戦。1Rからお互いに接近戦で打ち合う展開の中、2Rにはトマトがワンツーを当てて徐々にペースを握る。鴇田はヒジを返していく。3R、共に前に出て手数を落とすことない展開が続き、トマトが判定勝ち。7戦目での初勝利に涙のマイクで感謝の意を述べた。 [nextpage] ▼第4試合 ヘビー級契約 3分3R×庵谷“出美流漫”鷹志(Exciting Break feat DANGER GYM)判定0-3 ※27-30×3〇ラッキー・ティマル(ドージョー☆シャカリキ)※プロデビュー戦  40戦22勝(22KO)18敗の大ベテランである庵谷がデビュー戦のラッキーと対戦。1Rからラッキーが右ストレート、右ローと一方的に攻める展開。2R、攻撃をもらう庵谷だが、左フック、右ボディブローと強打を返す。3R、攻め疲れが見えるラッキーは右ストレートを当てるも、庵谷は効いてないとばかりにうなづく。ラッキーがバックスピンキックを当てるなど、最後まで攻め続け判定勝ちした。 [nextpage] ▼第3試合 スーパーバンタム級 3分3R×青塚来弥(DANGER GYM)※プロデビュー戦判定0-3 ※28-30、27-30×2○笹羅皇聖(笹羅ジム)※プロデビュー戦 ▼第2試合 ライト級 3分3R×矢尾板裕亮(team OJ)※プロデビュー戦TKO 1R 1分32秒 ※レフェリーストップ○斉藤寛明(MWS)※プロデビュー戦 ▼第1試合 フェザー級 3分3R×KEI(Bombo freely)※プロデビュー戦判定0-3 ※28-30×2、27-30〇齋藤 晴(拳蹴武会中島道場)※プロデビュー戦 ▽DANGER CHALLENGE MUTCH▼アマチュア第5試合 49.0kg契約 2分2R〇桜臥(MIYABI)判定3-0×上原泰地(MWS) ▼アマチュア第4試合 45.0kg契約 2分2R〇池田想夏(MIYABI)判定3-0×松本愛隣(T-GYM) ▼アマチュア第3試合 65.0kg契約 1分30秒2R×中島久仁夫(DANGER GYM)KO 1R 0分33秒〇鳥丸忠彦(K-CRONY) ▼アマチュア第2試合 66.0kg契約 2分2R〇久米竜世(Bombo freely)判定3-0×長島一茂(ドージョー☆シャカリキ) ▼アマチュア第1試合 66.0kg 1分30秒2R〇龍盛(K-CRONY)TKO 1R 1分22秒 ※レフェリーストップ×高野優也(T-GYM) ▼アマチュア特別試合 65.0kg契約 1分30秒2R○陽太(DANGER GYM)TKO 2R 0分58秒 ※レフェリーストップ×大西晧平(SQUARE-UP)
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