カバベが王座に返り咲いた(C)GLORY
GLORY 104: Last Heavyweight Standing
2025年10月11日(土・現地時間)オランダ・RTM Stage

メインイベントでは、タリク・カバベ(モロッコ)がバフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)との王座決定戦を制し、GLORYライトヘビー級世界王座を奪還した。

両者はリング中央で5Rにわたり、一撃一撃を応酬する驚異的な打ち合いを展開。1Rでダウンを喫したにもかかわらず、追い上げて判定で勝利を収めたのはカバベ。今年初めに失った王座を奪還した。
さらに2名のヘビー級選手が12月13日に行われる「Last Heavyweight Standing」決勝ラウンド進出を決めた。

ソフィアン・ラドウーニ(フランス)は圧倒的本命と見られていたレヴィ・リグターズ(オランダ)とナビル・ハチャブ(モロッコ)を立て続けに破る衝撃の勝利を収め、12月の決勝トーナメント進出を確かなものにした。

ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)も同夜に輝きを放ち、同国のラーデ・オパチッチ(セルビア)とアリン・ネチタ(ルーマニア)を同様に圧倒的な内容で下し、決勝進出を決めた。

ベルジャン・ペポシ(アルバニア)がアイトール・クリート(スペイン)を下し「GLORY×RISE Last Featherweight Standing」で勝ち進んだ。
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)は、当初ボボ・サッコ(フランス)と対戦する予定だったがサッコが欠場。急遽出場したハリル・クトゥクチュを圧倒的な勝利で下した。

また、ドイツのセルゲイ・ブラウンはイリアス・ハムーチェ(モロッコ)を反則勝ちで破った。モー・アミネ(モロッコ)はベテランのエロール・コニング(オランダ)を破り、2023年以来となるGLORY初勝利を挙げた。
次回のGLORYは12月13日、オランダ・アーネムのゲルレドームサッカースタジアムにて年間最大のビッグマッチ『COLLISION 8: Last Heavyweight Standing Final』を開催する。



