2025年10月11日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.5』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、10日(金)都内にて17:00より行われた。
セミファイナルで、70.0kg契約のエキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級王者)は69.85kgでパスするも、サイヤン・ウォーリヤー(ベルギー)は70.7kgで700グラムオーバー。
それでも記者会見に出席したサイヤンは「これからホテルに戻ってサウナに入るから、700グラムは大丈夫だ」と強気だったが、その言葉通りに再計量できっちりと70.0kgジャストでパスしてみせた。
都木は「明日は自分らしく戦えればいいかな、ということだけです。前回の試合を踏まえて名誉挽回という意味もありますが、自分の中で変に倒そうと気負い過ぎたところもあったりしたので、そういうところも含めてクレバーに自分らしくやっていくのが今回のテーマかなと思います」と自分の戦いを貫きたいとコメント。
対戦相手については「アグレッシブで、フック系のパンチと右のローキックが鋭い印象」と答えた。
対するサイヤンは「日本に来ることができて嬉しいです。とても印象に残る試合をしたいと思っています。ハードなトレーニングをずっとしてきたので、皆さんが驚くような試合を見せられたらいいなと。相手のことはあまり調べていなく、ただ戦うだけに来ました。毎回、いつも気にしないで誰とでも戦いたい」と相手のことは関係なく、自分の戦いをするだけだとする。
SBルールに関しては「ずっとキックボクシングをしてきたので、キックボクシングで戦うけれども、SB用に距離などは練習してきた。当日はもちろんルールは守りつつ、キックボクシングにフォーカスしてやりたいと思う」と、キックボクシングでSBに勝ってみせると語った。
シーザー武志SB協会会長は「サイヤンの映像を見たけれど、凄いファイターで不安を抱くくらいの素晴らしい選手」と高評価。緒形健一SB協会代表も「サイヤン選手は手数が多い。激しい試合になると思っています」と、都木も一筋縄ではいかない相手だと評している。