竜哉(右)はWBCムエタイ世界王座防衛戦に臨む(C)BOM
2025年10月5日(日)神奈川・横須賀アリーナ『Shimizu presents BOM OUROBOROS 2025』(U-NEXT配信)の前日計量が、4日(土)横浜市内にて12:30より行われた。
第8試合、WBCムエタイ世界フライ級(-50.80kg)タイトルマッチで対戦するWBCムエタイ世界フライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)は50.66kg、挑戦者のウェウワーオ・ウォー.ワンプロム(タイ)は50.54kgで計量をクリアー。
初防衛戦となる竜哉は「調整はバッチリいったのでベストコンディションです。相手はいい感じに仕上がっているのを感じました。明日は久々の5R制の試合になるので、ムエタイらしい試合をした上で5R以内に仕留められるように頑張ります。名高が5Rで完封した相手を、僕は5R以内に倒すことをテーマに戦います」と完全決着を予告した。

第7試合、WBCムエタイ世界ライト級(-61.23kg)王座決定戦で対戦する士門・エイワスポーツジム(=吉成士門/エイワスポーツジム)は60.82kg、ヌンプーシン・コーウィティチャイ(タイ)は60.90kgで計量をパス。
士門は「減量するたびにうまくなっているので過去一の仕上がりです。相手は思ったより背が高かったのですが、いつも通りムエタイの技術をしっかり見せて、ジム仲間と比べても一番派手に倒します。いけるなら短期決着も考えています」と自信を見せる。

第6試合、WBCムエタイ世界ミニフライ級(-47.62kg)王座決定戦で対戦するカイケム・シットパナンチューン (タイ)は47.30kg、藤原乃愛(尚武会 フジワラムエタイジム)は47.06kgで計量パス。当初、この試合は2分5Rだったが、タイサイドの要望で3分5Rに変更となり、藤原は「いきなり変更になったのでビックリしましたが、望むところです。勝者には賞金100万円ということでプレッシャーもありますが、勝ったら美味しいです。バッチリ仕上げてきたので、倒す自信もあります。(100万円を取ったら)タイに行きます(笑)。相手とは5月のムエロークで一度会っているのですが、あの時よりも小さくなった印象を受けました。今回、地元での試合ということでたくさんのお客さんが来てくれるので、皆さんの心に残る試合をしたいです。WBCタイトルマッチは女子で私だけなので、女子でも面白い試合ができるところを見せたい」という。

また、藤原の妹で、今年3月2日にデビューした8人組アイドルグループ『Red Radiance(レッドラディアンス)』のメンバーのChara(ちゃら)が今大会のラウンドガールを務めることが決定し、「ベルトを巻いて妹と一緒にリング上で記念撮影します」とした。
第5試合のWBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62kg)王座決定戦で対戦する安部焰(エイワスポーツジム)は47.56kg、イムサイアム・トーテープスクワン(タイ)は47.70kgで計量をパス。

キャリア8戦目で世界王座に挑む安部は「調子はめちゃくちゃいいのですが、最後まで油断せずに全力で戦いにいってしっかり明日はベルトを巻きます。相手を実際に見て、自分よりも身長は高いと思ったのですが、自分の方が少し大きかったです。体つきはイメージ通りでした。せっかくいただいたビッグチャンスなので、追い込みもうまくできて自信もあり、ワクワクしているので早く試合がしたいです。WBCタイトルマッチの初戦なので、火付け役として残りのタイトルマッチにつながるような会場が驚く試合をします」と意気込んだ。

第4試合、BOM OFGフェザー級(-57.15kg)王座決定戦で対戦する朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)は56.92kg、サイペット・ソーウィサヌポン(タイ)は56.60kgで計量をクリアー。
朝陽は「今回は水抜きもできて減量も苦ではなかったので、仕上がりはすごくいい感じです。相手は入れ墨がすごいなと(笑)。体つきは思ったより細かったので、自分の方が明日リングで向かい合った時は大きくなるんじゃないかなと思いましたね。必ずKOで勝ちます。ボディブローでのKOが多くなっているので、いつも見せられないキックやヒジのKOも狙っていきたいです。1R最初はちょっと様子を見ますけど、行けそうだったら1Rから行く予定です」と速攻勝負を仕掛ける可能性もあるとした。
<その他の計量結果>

▼第16試合 BOMフェザー級(-57.15kg)王座決定戦 3分5R
ケンサイアム・シットブーンサコーン(タイ)=57.14kg
吏亜夢(ZERO)=56.92kg

▼第15試合 BOMフライ級(-50.80kg)王座決定戦 3分5R
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)=50.66kg
れい(湘南格闘クラブ)=50.28kg

▼第14試合 BOM OFGスーパーフェザー級(-58.97kg) 3分3R
パルコ・レンジャージム(レンジャージム)=58.58kg
しょーい(湘南格闘クラブ)=58.32kg

▼第13試合 BOM 105lbs 2分3R
ペットサイパーン・シットパナンチューン(タイ)=47.24kg
カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)=47.52kg
▼第12試合 BOMバンタム級(-53.50kg) 3分3R
キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックジャパンムエタイジム)=52.82kg
小林凜太朗(サクシードジム)=53.16kg
▼第11試合 BOM -75.00kg契約 3分3R
小野寺楓珂(BOM SPORTS GYM 八戸)=74.82kg
アレハンドロ・ガルサ(メキシコ)=74.72kg
▼第10試合 BOMスーパーフェザー級(-58.97kg) 3分3R
晃煌・フライスカイジム(フライスカイジム)=58.56kg
渡部有偉(BOM SPORTS GYM八戸)=58.52kg
▼第3試合 BOM OFGミドル級(-72.57kg)王座決定戦 3分3R
MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)=72.36kg
喜多村 誠(REACTGYM湘南)=71.72kg
▼第2試合 BOM -63.00kg契約 3分3R
お松・レンジャージム(レンジャージム)=62.86kg
米川 祐(米川道場)=62.56kg
▼第1試合 BOMフライ級(-50.80kg) 3分3R
小泉そら(エイワスポーツジム)=50.38kg
落合靖将(モテるジム)=50.48kg



