太陽(右)がトミーケンに大差判定勝ち(C)Stand up
Stand up実行委員会「Stand up vol.31 King of Rookie2025」
2025年9月28日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第8試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -65kg契約 3分3R延長1R
〇太陽(K'Bスポーツジム)
判定3-0 ※30-27、30-28×2
×トミーケン(フィリピン/ウエストスポーツジム) 
6戦3勝(3KO)3敗の21歳・太陽と、4戦2勝2分のトミーケンの一戦。
1R、178㎝の長身の太陽は強烈な右ロー。パンチ勝負のトミーケンはローも散らしていく。トミーケンはボディストレート、右ローでトミーケンを下がらせる。 
2R、左ミドル、伸びのあるパンチで下がらせる太陽は右ハイ。接近戦の打ち合いでは右フックを当てる太陽は飛びヒザからパンチ連打、胴回し回転蹴りで勝負に出る。手の出なくなったトミーケンは下がる展開となり、太陽の手数は止まらない。 
3R、パンチを振り回すトミーケンに、太陽は飛びヒザ二連打、バックスピンキック、パンチ連打、左ハイと多彩な攻め。一方的に打たれるトミーケンは耐えながらパンチを返す。太陽は最後まで圧倒するが、倒し切れず。太陽が大差を付けて判定勝ちした。
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▼第7試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -63kg契約 3分3R延長1R
×KENGO(HAYATO GYM)
TKO 1R 1分54秒 ※レフェリーストップ
〇浅野裕雅(Y'ZD GYM) 

2戦1勝1敗のKENGOと、3戦3敗の浅野の一戦。1R、パワフルな打撃で前に出るKENGOに対し、浅野もパンチで応戦。押されていた浅野だったが、一気にパンチのラッシュでKENGOを追い込んでダウン奪取。そのままレフェリーがストップし、浅野が4戦目で初勝利した。

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▼第6試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -60kg契約 3分3R延長1R
×堀佑太郎(IDEAL GYM)
判定0-2 ※28-29×2、28-28
〇G-REX(TEAM TEPPEN) 
3戦2勝(1KO)1敗の堀と、6戦3勝3敗のG-REXの一戦。 
1R、オーソドックスに構える両者。堀は右ミドル、右ストレート、G-REXはワンツーを飛ばす互角の展開。2R、前に出るG-REXが右ハイでダウン奪取。巻き返しを狙う堀がワンツーで詰めるも、G-REXは組んで追撃を許さない。再び右ハイで堀に尻もちを付かせたが、ノーダウン。堀は前に出てパンチを振るうもゴング。 

3Rも堀がパンチ連打も、G-REXはパンチを当ててすぐに組んで攻撃を寸断させる。堀は前に出るものの組まれてしまい、攻めあぐねる展開となり、焦りからか組んでくるG-REXの後頭部にパンチを見舞ってしまう。1Rにダウンを奪ったG-REXが判定勝ちした。
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▼第5試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -51.5kg契約 3分3R延長1R
×小池 空(IDEAL GYM)
TKO 3R1分14秒 ※レフェリーストップ
〇大久保祐(修徳会) 
3戦3勝(1KO)の17歳・小池と、2戦2勝(1KO)の18歳・大久保の無敗新鋭対決。 
1R、小池は左右ミドル、大久保は大振りのパンチを振り回してお互いにアグレッシブに技を交換する展開。 
2R、大久保は小池をコーナーに詰めてパンチのコンビ。小池は返していたが、手数で上回る大久保の前に、小池は被弾する場面が増える。ロープに詰める大久保が連打も、耐えた小池が左ミドルを返して退かない。 
3R、前に出る大久保に、小池はワンツー連打。大久保はさらに連打をお見舞いしダウン奪取。再開後も、大久保はダウンを奪い、さらに追い込んだところでレフェリーがストップ。大久保がTKO勝ち。今大会のMVP賞も獲得した。
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▼第4試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -60kg契約 3分3R延長1R
×細野登弘(新潟誠道館)
TKO 1R 1分58秒 ※レフェリーストップ
〇小柳俊和(BANGBANG GYM) 
13戦3勝(2KO)10敗の細野と、3戦2勝(1KO)1敗の小柳の一戦。 

1R、ローを出しながら距離を詰める小柳に、細野は右ミドル。小柳は一気に出ると、パンチのラッシュを仕掛けてダウンを奪う。防戦一方の細野に、小柳が連打を見舞うとレフェリーがストップ。小柳のTKO勝ち。
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▼第3試合 King of Rookie2025新人王決定戦1回戦 -55kg契約 3分3R延長1R
〇三橋空良(サクシードジム)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×志水 薫(マスタージム)
※本戦の判定は28-28×2、28-27
3戦1勝2敗の20歳・三橋と1戦1敗の18歳・志水の新鋭対決。 
1R、三橋は遠い距離から一気に飛び込んで左ストレート、サイドキック。左ハイを当てた三橋に対し、志水はガードを固めながら前に出てカウンター狙い。終盤、三橋が左ストレートでぐらつかせたが、志水は右ストレートを即座に返してダウンを奪った。 
2R、掛け蹴り、左ハイ、左ミドルの三橋に、志水は防御を固めて前進し三橋の蹴り終わりに蹴りを返す。このラウンドは三橋ペース。 
3R、志水がプレスをかけ、三橋は下がりながらも左ストレートを返す。志水が詰めたところ、三橋はバックブローでダウンを取り返す。本戦はドロー。
延長R、志水が前に出て攻撃を散らすがローブローで試合中断。再開後、志水がワンツーで追い、三橋は下がりながらパンチ、ミドルを返し、志水はアグレッシブに攻めるが最後まで捕えきれない。判定で三橋が勝利した。



