王者サトシの強さを語った挑戦者・堀江
2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナにて開催された『RIZIN.51』(U-NEXT配信)の第14試合、RIZINライト級タイトルマッチ(71.0kg)5分3Rで、1R1分40秒、リアネイキドチョークで王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)に敗れた堀江圭功(ALLIANCE)が試合後インタビューに答えた。
このままじゃやめられない
「めちゃくちゃ強かったです」
――サトシ選手と戦ってみての印象は?
「今言った通り、自分マジで絶対勝つ気だったので。めちゃくちゃ自信もあって練習も本当に過去最高で、怪我もなくて。もう最高の自分で自信を持って挑んだんですけれど、それを上回ってきたなと。めちゃくちゃ強いですね」
――サトシ選手のタックルが速すぎた。体感してみた感想は?
「自分の(記憶に)残っているのは、少ししゃがんだなと。あ、タックルだった、みたいな。そうしたら左手がめちゃくちゃ強くて。で、倒されて。いつもだったらあそこで立てたりするんですけれど、めちゃくちゃ後ろにつくのが上手いし速くて、でしたね」
――今後の目標、展望は?
「また頑張りたいなと思っています。やっぱりMMAめっちゃ好きですね。このままじゃやめられないです」
――この試合に向けて、過去最高の練習をして、自分を仕上げた。そこをぶつけたことに関しては満足感はある?
「本当に言い訳ない状態だったんで、悔いはなく戦った結果がこれですね。もうちょっと長く戦ってみたかったなというふうに思うんですけれど、でもこれがサトシ選手の強さでやられましたね。そういった意味では悔いはないですね。心身ともに本当に良かったんで」
――過去最高に仕上げても勝てなかったサトシ選手に対して、さらに練習をやって超えられる手応えは?
「今は感じてないですね」
――打撃を一発でも出したかったなっていう後悔は?
「いや、後悔はないですね。もちろん出したかったし、その気でしたけれど、それでもやられたんで」
――その全てを踏まえてMMAが好きだと?
「そうですね。どうしようかなって直後には思ったんですけれど、だけどMMAが好きだしし、そんな簡単に別れを告げられないって思って。髙阪さんからも『また頑張ろう』って言われて、よし、また頑張ろうって思って。これ以外ないので、もうちょっとやるしかないなって感じです」
――最初にテイクダウンされて背中を見せて、それでもエスケープするっていうのは、ずっとやってきたことだと思うが。
「あそこは得意なところだったので」

――右足を巻かれないように防御したじゃないですか。左足は1回巻かれてしまったけれど、右の方は掛けられないように手で防御してました。
「4の字組まれてたので」
――そこで4の字が組まれるのが速かった?
「めちゃくちゃ速かったですね」
――そこからはコーナー際で対処は難しかった?
「普通だったら出来るんですけれど、サトシ選手は本当うまいし、力もめちゃくちゃ強かったですね。首も取られないかなっていうか、もう少しで足外せそう、あれ? 首入ったんだ、落ちた、みたいなそんな感じでした」




