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【UFC】アレクシア・タイナラがUFC2戦目で、4連勝中だったロマ・ルックブーンミーに判定勝ち

2025/09/28 08:09
 2025年9月27日(日本時間28日)豪州パースのRACアリーナにて、『UFC Fight Night: Ulberg vs. Reyes』(U-NEXT配信)が開催された。  女子ストロー級では、2018年にPANCRASEに参戦、現在UFC4連勝中のムエタイMMAファイターのロマ・ルックブーンミー(タイ)が出場。MMA12勝1敗(8一本勝ち)で3月の英国大会に緊急参戦し、モリー・マッキャンに一本勝ちしたアレクシア・タイナラ(ブラジル)と対戦した。  同級14位のランカー、ルックブンミーに対し、UFC2戦目のタイナラは、唯一の敗戦がUFC3勝3敗のブルーナ・ブラジルに2019年に一本負けしたもののみ。 ▼女子ストロー級 5分3R〇アレクシア・タイナラ(ブラジル)13勝1敗(UFC2勝0敗)[判定3-0] ※30-27×3×ロマ・ルックブーンミー(タイ)10勝4敗(UFC7勝3敗)※UFC4連勝でストップ  1R、ともにオーソドックス構え。ルックブンミーが右ローから。タイナラも三井ローを返すと、そこにルックブンミーも左右をまとめ、右ミドルを当てる。ニータップ狙いのタイナラ。かわすルックブンミーは右ミドル、そこに右を突くタイナラはニータップから押し込み。体をいれかえ、左手を右脇に挟み、離れ際に右ハイ。  右カーフを返すタイナラ。ルックブンミーも左縦ヒジ、タイナラは組むフェイントから後ろ蹴りを腹に刺す。  左で差して押し込むタイナラ。右小手のルックブンミーに右小外がけテイクダウン! ハーフから左で枕にパス。亀から立つルックブンミーについていくタイナラは左足をかけるが胸を合わせて突き放し、右ヒジで前に。しかし、組んで崩して、さらに小外がけテイクダウン! そのままマウント&パウンドも、両足を戻すルックブンミー。フルガードの中からネックロックでルックブンミーの首を引き付け、最後にヒジを入れてホーン。タイナラのラウンドに。  2R、右カーフから入り、右ヒジを突くルックブンミー。さらに右ハイ、右前蹴り。タイナラの右エローをかわして右の蹴りも組んだタイナラがシングルレッグからボディロックテイクダウン! 金網使い立ち上がるルックブンミー。送り手を掴むタイナラに外して立ち上がるルックブンミー。その離れ際にヒジはタイナラ。  蹴りに右を合わせに行き、組んでケージに押し込み。左足にハイクロックチのタイナラにルックブンミーは引き込む形で下に。  左で枕、右でヒジのタイナラはサイド奪い、左ヒジ。背中を見せて立つルックブンミーにバッククリンチのタイナラは右で差して送り手を掴んで左ヒジ! ルックブンミーが出血も正対。  左で差すタイナラは頭をアゴ下につけて押し込み右でダーティボクシング、そこに首相撲を狙うルックブンミーにさせずに、離れ際の打撃。ルックブンミーもワンツーからミドルを打ち返してホーン。このラウンドもタイナラのラウンドに。  3R、中央を取るタイナラに右ミドルハイのルックブンミー。その蹴り足を掴んでシングルレッグからボディロックテイクダウンのタイナラの際でバックをン狙うルックブンミーだが、すぐに立つタイナラはケージに押し込み、ルックブンミーのふくらはぎに内側から前蹴りを連打!  突き放したルックブンミーは打撃で前に。近くなり組んだルックブンミーだが体を入れ替えたタイナラが右で差して頭をアゴにつけて押し込み、左右で離れる。  スイッチして左ミドルのルックブンミーだが、距離を詰めて組むタイナラが組んで脇を潜りバッククリンチで送り手を対角から掴んで、足をかけて引き込み。  残り50秒。亀にまで戻して立とうとするルックブンミーの足首を掴んで倒そうとするが、立つルックブンミー。追うルックブンミーに、タイナラはムエタイの5R目のように逃げ切りでいなしてホーン。  判定3-0(30-27×3)のフルマークで、タイナラがルックブンミーに勝利。UFC戦績を2勝0敗とした。
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