MMA
インタビュー

【RIZIN】扇久保と準決勝で対戦のガジャマトフ「私の方が全てにおいて優っている」「私がレスリングが弱いということはありえない」

2025/09/27 00:09
 2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナ(愛知国際アリーナ)にて開催される『RIZIN.51』に出場する選手の個別インタビューが、26日(金)名古屋市内にて行われた。  第12試合の「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57.0kg)トーナメント」準決勝5分3Rで扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)と対戦する、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン)が試合前の意気込みを語った。 この試合で最大限の力を発揮したい ――現在の心境は? 「また日本に来ることが出来て嬉しく思っています。今回準決勝ということで100%の力を出せる練習が出来ています」 ――対戦する扇久保選手の印象は? 「経験豊富な強いファイターだと思います。ただ、私の方が全てにおいて優っていると思うので、彼に何か驚かされるということはおそらくないと思っています」 ――ガジャマトフ選手を応援する日本のファンも増えている。そんな日本のファンにどんな試合を見せたい? 「大変多くのファンの人たちがメッセージをくれたり、応援してくれたりして、一人一人、皆さんに感謝したいと思っています。ただ、試合のファイトプランというのはもちろん、今は皆さんに明かすことはできないので、試合でぜひ見ていただければと思います」 ――では、今回どんなフィニッシュをイメージしている? 「3R戦いの準備ができていますが、ここだという瞬間があれば、迷わずそこで決めたいと思っています」 ――扇久保選手の粘り強さだったり、しつこさだったりはどう感じている? 「決して彼のことを過小評価するわけではありませんし、実際していませんけれど、年齢的に見て彼はかなり年上ですので、そこはどうかなと思います。試合を通して全てをお見せ出来ると思います」 ――これまでの戦いで、まだガジャマトフ選手の全てが明らかになっていない。その部分は今回出してもらえるのか? 「もちろん今回はもっと自分の持っているポテンシャルの全てをお見せ出来るような試合をしたいと思っています。というのも、前回は時差ボケがなかなか抜けなかったり、かなり体重の調整に苦労したので、自分としても全てを出し切ったというような試合にはなっていないと思っていました。今回はそれをお見せしたいと思っています」 ――体重は大丈夫そう? 「今回は大丈夫です。前回と違って、今回はかなりうまく体重を調節することができていますし、プロフェッショナルな手法でアプローチできてると思いますので、今回は問題ありません」 ――今回試合の順番が2つのタイトルマッチの前という位置になっているが、これは影響はある? 「この大会で重要な位置に、自分の試合の順番が組まれているのはとても光栄なことで、嬉しく思っています。とてもモチベーションも上がっています。ですから、この試合で最大限の力を発揮したいと思っています」 ――決勝戦はベテランの元谷選手か、あなたと年齢の近い神龍選手、どちらと戦いたい? 「どちらでも私は特に気にしていません。今は今回の試合に集中しているので、もう一つの準決勝で誰が勝って誰が負けだとか、私にはあまり関係ないと思います」 ――前回の総選挙で、扇久保選手がガジャマトフ選手を事前に指名したことについてどう感じた? 「誰が自分の相手になろうと全然関係ないと思っていたので、彼がスピーチの中で私の名前を挙げたときも、落ち着いた気持ちで特に動揺することもなく、それを受け止めたという感じです。選挙に受かって準決勝に出られることが決まったのはとても嬉しいことです」 ――扇久保選手はワールドクラスのグラップラー。その相手を想定して、今回どんな練習をどこで積んできた? 「今回のファイトキャンプは、まずダゲスタンで行って、その後タイでもやってきました。組み技もスタンドもしっかり練習をしてきましたし、私はこれまでずっとレスリングをやってきたし、しかもダゲスタンというのはレスリングというスポーツが非常に盛んな地域です。そういう意味でも私がレスリングが弱いということはありえないということをお伝えしたいと思います」 ――ダゲスタンではどのチームで練習してきたのか? 「ダゲスタンの首都であるマハチカラにあるヤングイーグルスアカデミーというチームで練習をしてきました。そのチームにはUFCチャンピオンのアンカラエフ選手もいますし、他にも世界のいろいろな大会でベルトを獲ってきた強い選手たちが集まっているチームです」 ――フィジカルの強さが非常に印象にあるが、元々子供の頃からフィジカルが強かった? 「私は2歳か2歳半ぐらいの時にはもうグローブを身につけていました。そして6歳くらいからジムに通ってきたので、フィジカルはそれによって強くなっていると思います」 ――それはダゲスタンでも珍しいこと? 「ダゲスタンではそれは普通のことで、格闘技に限りませんが、みんな小さい頃から何らかのスポーツジムに通うということは当然のように行われています」
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