【RIZIN】トニー・ララミー戦決定の山内渉「ここ乗り越えて次のステージへ行けたら」、ララミーは「ワイルドマンが何をするのか注目してくれ」

　2025年9月19日（金）13時より、『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』(11月3日 GLION ARENA KOBE）の追加対戦カード発表記者会見が行われ、本戦6カード、オープニングファイト3カードが追加発表された。 　RIZINフライ級（57.0kg）5分3Rで、トニー・ララミー（Maximum training centre）と山内渉（FIGHT FARM）が対戦する。 　会見ではララミーからの「やあ、RIZINファンのみんな。ワイルドマンが日本に戻ってくるぜ。11月3日に神戸で俺がド派手なKOかます所をライブで見に来てくれ。RIZINオクタゴン（※ヘキサゴン）でワイルドマンが何をするのか注目してくれよな。そしていつもアリガトウ」とのメッセージが読み上げられた。 　山内は「今回凄くいい相手を当ててくれてめちゃくちゃありがたいなと思っています。ここ乗り越えて次のステージへ行けたらと思いますので頑張ります」とコメント。 　質疑応答で、次のステージとは何かと聞かれた山内は「前々回、ROAD TO UFCで負けてしまって、この間もまた試合あって。外国人に勝たないとダメだなってところがあって。そうしたら一昨日くらいに凄くいいオファーがあって。ララミー選手とやらせてもらえるってことだったので、ここ勝てばだいぶ評価上がるだろうなと思ったので受けさせてもらって。これ勝って、最終的には来年のROAD TO UFCに出たいなと思うところがあるので、ここは受けさせてもらって、ありがとうございますって感じです」と返答。 　これに榊原信行RIZIN CEOは「今までのRIZINのやってきたことを見ていただければ分かるように、僕らは当然RIZINがUFCに劣っているとは思ってないですね。それぞれのプロモーションの考え方もあるし。僕らはRIZINの中でナンバーワンを目指して全力で命がけで戦う、そういう選手たちをこれからも作り出していきたいと思いますけれど、その先に他にやりたいことがあるのであればどんどんチャレンジをしていけばいいと思って。 【写真】RIZINで伊藤裕樹と激しい打撃戦を繰り広げたララミー　ROAD TO UFCを目指して山内選手が頑張る中でララミーとやって、その先にまたRIZINでやっていきたいと思うのであれば結果を出してRIZINのファンに評価されていけばいいと思うので。契約で縛るとか無理にやりたくないことを強いるのは、人生は1回なので、その時のその瞬間瞬間で選手たちが想いを懸けてやれる、そういう舞台をRIZINとして整えていく。それは変わらずで選手の想いとRIZINの求めるもの、RIZINファンが求めるものが共通していくような形にプロモーションとしてどこまでこれからRIZINとしての求心力を高めていけるか。それはプロモーターとしての器量だと思っているので。 　世界中のファイターがRIZINで戦いたい、ここのチャンピオンになりたいという熱を作れるように、10年経ちましたけれどこの先もしっかり精進していきたいと、そう思います」と、山内のチャレンジを止めるつもりはないとし、RIZINを世界中のファイターたちから目標にされる舞台にしていきたいと語った。