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【RIZIN】スーパーアトム級王者・伊澤星花に大島沙緒里が挑戦、ケラモフに敗れた2人の再起戦・摩嶋一整vs.木村柊也、フライ級でトニー・ララミーvs.山内渉も!=11月3日・神戸大会で9カード追加

2025/09/19 13:09
 2025年9月19日(金)13時より、『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』(11月3日 GLION ARENA KOBE)の追加対戦カード発表記者会見が行われ、下記本戦6カード、オープニングファイト3カードが追加発表された。 ▼RIZINスーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチ 5分3R伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)大島沙緒里(リバーサルジム新宿 Me,We) ◆伊澤星花Seika Izawa1997年11月1日、栃木県出身身長160cm、リーチ162.5cm、体重49.0kgRoys GYM/JAPAN TOP TEAM RIZINスーパーアトム級王者、DEEP JEWELSストロー級&アトム級王者。幼少期より柔道、レスリングを始め、好成績を残す。20年10月、DEEP JEWELSでプロデビュー。21年 6月、本野美樹に勝利しデビューから僅か8ヶ月、プロ3戦目で王座戴冠。同年大晦日、初参戦のRIZINで王者浜崎朱加を2RTKOの番狂わせを起こすと22年4月の再戦で王座奪取。スーパーアトム級GPでは1、2回戦を一本で飾ると大晦日パク・シウに判定勝利で優勝。23年7月の初防衛戦ではクレア・ロペスに1R一本勝利。23年大晦日、山本美憂の引退試合の相手を務め、2R一本勝利で号泣で見送った。24年3月、大島沙緒里からパク・シユンが奪取したDEEP JEWELSアトム級のベルトを一本勝利で獲得し3冠達成。9月、新旧王者対決となった浅倉カンナの引退試合で、有終の美を飾ろうと奮起する浅倉に苦しめられ、判定勝利後に悔し涙を流した。大晦日、ルシア・アプデルガリムに公開計量時に挑発され怒りを露にすると、1R腕十字でタップを奪った。25年7月、ROAD FCから参戦のシン・ユジンとの防衛戦では相手が大幅体重超過し、再び怒りの大会当日を迎えることに。キャッチウェイト戦で1R肩固めを極め、16戦無敗へと記録を更新した。同年にプロMMAデビューし、ともに女子格闘技を牽引してきた大島を相手に、絶対王者として圧倒的勝利で防衛を果たすつもりだ。 ◆大島沙緒里Saori Oshima1994年11月14日、島根県出身身長149cm、リーチ145cm、体重49.0kgリバーサルジム新宿 Me,We所属 現DEEP&DEEP JEWELSミクロ級王者。3歳から柔道を始め、14年9月の全日本ジュニア体重別選手権女子44kg級優勝。同級生の本野美樹のプロデビュー戦を観戦し、MMA転向を決意。19年、全日本アマチュア修斗優勝。20年1月、プロデビュー戦で修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメントに抜擢され、準決勝まで進んだ。7月、DEEP JEWELS初参戦。9月のDEEPでにっせーにTKO勝利し、DEEP女子ミクロ級王者に。21年3月より開催のDEEP JEWELSアトム級GPで富松恵美、パク・シウ、青野ひかるを破り王座戴冠。22年5月、須田萌里を1R一本勝ちで初防衛成功。23年2月、BLACK COMBATとの対抗戦でホン・イェリンにアームバーを極め4連勝。しかし9月のDEEP JEWELS/BLACK COMBATアトム級W王座戦でパク・シユンに敗れまさかの王座陥落。24年5月のDEEP JEWELSで村上彩に1R TKO勝ちし、DEEP/DEEP JEWELSミクロ級2冠達成とともに再起。6月、Invicta FC 参戦。初のアジア圏外の国際戦でブラジルのアンドレッサ・ロメロとアトム級で対戦し、判定負け。11カ月ぶりとなる25年5月、格下のイ・イェジに判定負けを喫し自身初の2連敗。9月のDEEPで須田萌里と3年4カ月ぶりに再戦、判定勝利で返り討ちにすると、マイクで解説席の伊澤星花に対戦を呼びかけた。RIZIN には21年10月より参戦し、これまで浅倉カンナ、山本美憂、ソルト、クレア・ロペス相手に4戦全勝。今回、遂に手にしたRIZIN王座戦のチャンスをものにし、3階級制覇を果たしたい。 [nextpage] 摩嶋一整と木村柊也のフェザー級対決 ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R摩嶋一整(毛利道場)木村柊也(BRAVE) ◆摩嶋一整Kazumasa Majima1991年10月16日、山口県出身身長170cm、リーチ174cm、体重66.0kg毛利道場所属 「最も寝技の強い日本人は誰か?」の問いに間違いなくその名が挙がる寝技師で、3歳より柔道を始めインターハイ、国体出場経験を持つ。13年プロデビュー。15年、修斗ライト級新人王獲得。18年、Rebel FC第3代フェザー級王座戴冠。デビュー以来22戦17勝中14勝が一本勝ちであり、技の多彩さを誇る。20年8月、12連勝で迎えた初参戦のRIZINで、当時修斗世界王者の斎藤裕と対戦。1Rはテイクダウンしマウントポジションを奪うなど優勢に進めるも、2R TKO負けを喫した。その後21年3月にクレベル・コイケの三角絞めで一本負け、22年4月には金原正徳に肩固めによる一本負けでRIZINデビュー以来3連敗。怪我からの復帰戦となった23年5月、芦田崇宏を1R終盤にヴァンフルーチョークで絞め落とし念願のRIZIN初勝利を挙げると、9月には再び寝技師対決で横山武司を組み伏せ連勝。しかし24年2月、自身の負傷欠場で流れていた今成正和との一戦が実現するも2R腕十字で無念のタップアウト。パンクラス王者の新居すぐるとのやはり寝技師対決となった再起戦では2Rにリアネイキッド・チョークで一本勝利を飾った。24年11月、レスリングの強い元王者ケラモフと対戦。右フックを被弾しまさかの1R28秒TKO負けを喫した。およそ1年ぶりとなる今回、何もできず終わった前戦の悔しさもバネに、ストライカーの木村をしっかりと極め、復活の狼煙をあげる。 ◆木村柊也Shuya Kimura2000年6月10日、徳島県出身身長167cm、体重66.0kg、BRAVE所属 3歳より父の通う道場について行き日本拳法を始める。明治大学在学中は体育会拳法部に所属し、19年には全日本拳法個人選手権大会決勝で芳賀ビラル海に勝利し優勝。最年少の18歳、大学1年生での優勝は同大学出身のプロレスラー拳王以来、史上二人目の快挙。コロナ禍で2大会中止後、22年大会でも優勝し学生時代2連覇。また全日本学生拳法個人選手権大会でも1年時より3連覇(20年は大会中止)。さらに上を目指し22歳よりMMAを開始。23年12月、プロデビュー戦のGLADIATORで田口翔太に1R66秒、右ストレートでKO勝利。その後も独特の間合いやステップ、踏み込みの速さ、そして投げ技ありの日本拳法を活かしKOを量産。24年10月キム・ウィジョンとの初の国際戦では左右パウンドで1R TKO勝利。25年3月、地元四国でRIZIN初参戦。寝技師の横山武司を相手に右フックでダウン奪い1R54秒パウンド葬で、5戦全初回KO勝利。底知れないポテンシャルと一撃のフィニッシュ力を買われ、RIZIN2戦目にしてメインイベントで元王者ケラモフ戦に抜擢。コントロールやチョークに苦しみ判定で初黒星を喫したが、組みを凌ぎ、また得意の打撃を光らせたことでさらに評価を上げる結果となった。再起戦となる今回、国内屈指の寝技師である摩嶋をKOし、国内最強ストライカーとして、白熱するフェザー級トップ戦線に割って入りたい。 [nextpage] フライ級でトニー・ララミーvs山内渉 ▼RIZINフライ級(57.0kg)5分3Rトニー・ララミー(Maximum training centre)山内 渉(FIGHT FARM) ◆トニー・ララミーTony Laramie1999年1月6日、カナダ オンタリオ州出身身長160cm、体重57.0kgMaximum training centre所属11歳の時から兄で元UFCファイターのTJ・ララミーの影響でレスリング、格闘技を始める。15歳でレスリング国内王者に輝いたほか、WKAキックボクシング王座も獲得。アマチュア戦績7戦無敗(1KO、5度の一本勝利)。格闘技以外はサッカーやボウリングを趣味の延長で経験。好きな技の問いには「バティスタボム」(WWEレジェンド、バティスタのパワーボム)と回答。17年4月、カナダのTKO MMAでプロデビュー戦を3R TKO勝利後、2連敗。19年6月、PFCでの再起戦を2RハイキックKOで飾ると、国内団体のほかLFA等にも参戦し8連勝(うち6勝はKO /TKO)。20年3月、空位のPFCフライ級王座獲得。23年8月、初参戦のBTCで1R 33秒TKO勝利すると、24年6月、空位のBTCフライ級王座をCES王者ジョシュ・スミスと争い、カウンターの左でダウンを奪うと追撃でTKO、1Rわずか25秒でベルトを手にした。11月、初参戦のRIZINで総合力の高い村本友太郎に完封勝利したが、自身は発熱が原因で不本意な内容に。2戦目となった25年3月、当時4連勝中の伊藤裕樹から初回先制するもダウンの奪い合いとなる激しい打撃戦の末に判定負けを喫し、フライ級GPの切符も掴み損ねた。今回、一発の強打を持つ山内を相手に持ち前の獰猛なスタイルを発揮し、連敗脱出をはかるとともに活況のRIZINフライ級トップ戦線へ強烈なインパクトを残したい。 ◆山内 渉Wataru Yamauchi1999年6月22日、福島県出身身長167cm、体重57.0kgFIGHT FARM所属 友人に誘われて8歳の時に始めた極真空手を10年間続け、関東大会優勝の実績を残す。友人の影響で『刃牙』やUFCでのコナー・マクレガーの活躍を見て、空手にはない顔面パンチや投げがあるMMAは「最強なんじゃないか」と思い、19歳でMMAを始める。“番長”高谷裕之と元世界王者・田村彰敏の武闘派津田沼直系の遺伝子を継ぐ者として研鑽を積む。鋭い右ストレートを軸とする持ち前の打撃センス、そして強固なファイティングスピリットを武器に、21年7月のプロデビュー以来、修斗を主戦場に活躍。22年7月に内藤頌貴に判定勝利、11月にPANCRASE元王者・清水清隆の引退試合の相手に抜擢、1R KO勝利でその期待に応えた。怒涛の6連勝2連続KO勝利の勢いで迎えた11月の修斗世界フライ級王座決定戦では新井丈との壮絶な死闘の末、3Rに TKO負けで王座獲得ならず。24年10月、POUNDOUTで松場貴志を相手に11カ月ぶりの復帰戦を判定勝利。25年5月、ROAD TO UFC シーズン4にフライ級で参戦。モンゴルのナムスライ・バトバヤルと自身初の国際戦に臨むも、カウンターの右でダウンを奪われTKO負けで初戦敗退。再起戦となった9月のLemino修斗旗揚げ大会で、デウジヴァン・ソウザに1R TKO勝利。連勝街道への復帰とともに、再び世界の舞台を見据え、初の北米かつベルトを持つララミーとの対戦でMMAの技術で総合的に上回り、フライ級新世代の台頭を見せつけたい [nextpage] 鹿志村仁之介vsJTT期待の新星・安井飛馬 ▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R鹿志村仁之介(BatlleBox)安井飛馬(JAPAN TOP TEAM) ◆鹿志村仁之介Kashimura Jinnosuke2001年8月12日、茨城県出身身長172cm、体重61.0kgBatlleBox所属 勝利した試合はすべて一本勝ちという生粋のグラップラー。9歳から柔道を始めたが、結果が出せず寝技の強化のために12歳から並行して柔術を始める。19年より柔術で結果が伴い始め、JBJJF全日本柔術選手権をはじめ多数優勝。さらにRIZINを見て興味を持ったMMAの練習を始め、アマチュアのマーシャルワールド杯ライト級優勝、20年にPANCRASEでMMAデビュー。3連勝後の22年6月にROAD TO UFCにライト級で緊急参戦も、キ・ウォンビンに1R TKO負け。11月、初参戦のDEEPで雅駿介をリアネイキドチョークに極めた。しかし北米修行を経た23年2月のDJ.taiki戦、7月の日比野"エビ中"純也戦いずれも判定負けで、2連敗。11月の再起戦で橋本優大に1R腕十字で一本勝ちすると、24年9月に力也、12月にはRYUKIをともにリアネイキッドチョークで極め、3試合連続1R一本勝ちをマーク。25年6月の北海道大会でRIZIN初参戦。極めのある後藤丈治とのハイレベルな攻防で会場を沸かせた。再起戦となった9月のDEEP日中対抗戦では大将を務め、YFUの刺客マジシャンを相手に多彩な仕掛けを見せると最後はリアネイキッドチョークに極め1R一本勝利。RIZIN2戦目で再び好敵手とのマッチアップとなった今回、3勝無敗、柔道ベースの安井からバックを取り得意のチョークを極めるか、はたまた腕十字で相手のお株を奪うか。印象的かつ圧倒的なフィニッシュ勝利でRIZINバンタム級上位戦線にアピールしたい。 ◆安井飛馬Hyuma Yasui、地:日本 2000年12月29日、宮崎県出身身長172cm、体重66.0kgJAPAN TOP TEAM所属 JTT最強の寝技師。中学1年から大学4年まで柔道を経験し、柔道の強豪校・宮崎日本大学高校で3年時に宮崎県ジュニア柔道体重別選手権大会にて優勝、関西学院大学3年時には兵庫県学生体重別選手権大会で優勝した。憧れの柔道家は同郷の丸山城志郎。大学在学中の21年7月、BreakingDown第1回大会に出場し、空手で実績のある大黒力斗に判定勝利し、ベストバウト賞を受賞。朝倉未来にスカウトされ、自身も才能を確信しMMA転向を決意すると朝倉未来1年チャレンジ2期生としてプロをめざし23年より現JTTに加入。BreakingDown戦績は6戦全勝。23年よりDEEPに参戦し、アマチュアで2戦2勝後、24年4月に1DAY開催のフューチャーキングトーナメント2023に出場し4連続フィニッシュで優勝(ライト級)。8月、降雨のDEEPサマーフェスティバル2024にて、フェザー級でプロデビュー。ベテランの劉獅を相手に3-0判定勝利を飾ると、12月には牧野滉風を1R1分1秒、裏十字固めで一本勝利を挙げた。大晦日、雷神番外地に参戦し、黒薔薇くんこと鈴木博昭というベテランのストライカーを相手に判定勝利を収め、RIZINの初舞台を白星で飾るとともに、プロ3戦無敗に。10カ月以上を経てRIZIN2戦目を迎える今回、柔術のスペシャリスト鹿志村をテイクダウンして必殺の腕十字でアップセットを起こし、RIZINバンタム級の序列を揺さぶる一矢を放ちたい。 [nextpage] 貴賢神vsMAX吉田 ▼100.0kg契約 5分3R貴賢神(フリー) MAX吉田(TEAM岡見) ◆貴賢神Takakenshin1997年5月13日、栃木県出身身長190cm、リーチ195.5cm、体重100.0kgフリー スダリオ剛の双子の弟。少年時代より空手やキックボクシングを習い空手では県大会2位の成績を残す。中学時代はバスケットボール部に所属し、茨城県大会で優勝、全国3位の実績を残し強豪高校からのスカウトも受けるが、家計の厳しさもあり両親の勧めで卒業と同時に貴乃花部屋に兄とともに入門。13年3月に初土俵を踏むと、17年の5月場所で新十両に昇進。18年3月には史上初の双子の関取誕生で話題に。しかし21年7月に不祥事を起こし相撲界を引退。大晦日のリングで、総合格闘家転身を発表した。22年4月のRIZINで関根“シュレック”秀樹にTKO負けを喫しMMAの厳しさを教わると、そのデビュー戦から3連敗。24年3月、背水の陣で臨んだコーディー・ジェラベック戦では1R右ストレートを当てると一気に左右ラッシュをかけ、TKOで念願の初勝利。大晦日に話題のニューカマー、エドポロキングと対戦。テイクダウンを狙うも顔面ヒザを効かされ、連打を浴び1R TKO負け。喧嘩三番勝負に抜擢された7月、柔道出身のフィニッシャー・稲田将と対戦。2Rスタミナを切らした相手にパウンド肘を浴びせTKO勝利で再起を遂げた。今回、オールドルーキーとしてRIZINの初舞台に上がるMAX吉田に圧倒的な勝利を飾り、初の連勝を味わうとともにRIZIN重量級戦線で存在感を示したい。 ◆MAX吉田Max Yoshida1987年11月5日、東京都出身身長183cm、体重100.0kgTEAM岡見所属 シャイニングスキンヘッドの異名を持つ。格闘技のバックボーンはスカウトされて始めて25?33歳まで経験したプロレスで、第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者の肩書きを持つ。川口雄介のセコンドとして海外のヘビー級と勇敢に闘う姿に感化され、34歳でMMAを始める。キックボクシング戦績は5戦1勝4敗。21年6月のシュートボクシングでプロデビューを果たすと、坂本優起に1R TKO負け。22年7月よりRISEに参戦。RIZINで貴賢神相手に勝利しているカルリ・ギブレインを相手に奮闘するも判定負けを喫すると、23年5月にミヤギンに、つづく24年5月には、武中秀武に1R KO負けを喫してデビュー以来4連敗。10月のFIGHT CLUB.2では総合格闘家でもあるプロレスラー佐藤光留とのオープンフィンガーグローブキックボクシングマッチで、反則行為に注意を受けるも右フックでダウンを奪うと、最後は右アッパーで沈め、2R KO勝利を果たし、待望の初白星を飾った。また、BreakingDownのオーディションに2度参加した経験があり、スパーリングでKO勝ちを収めたものの本戦出場に至っていない。37歳にしてRIZINデビュー戦となる今回、貴賢神相手にビッグアップセットを果たし、本人の意気込み通りRIZINにビッグハリケーンを巻き起こしたい。 [nextpage] KING陸斗vs水野夢斗=キックボクシングルール ▼RIZINキックボクシングルール 51.0kg 3分3RKING陸斗(ROYAL KINGS)水野夢斗(TEAM TEPPEN) ◆KING陸斗KING Rikuto2007年5月25日、兵庫県出身身長158cm、体重51.0kgROYAL KINGS所属 バックボーンは空手。第4代DEEP☆KICK-51kg王者。素早いステップワークとハイレベルなディフェンス・カウンターで着々と勝利を掴んでいる実力者。23年4月、高校1年生の15歳で、若手選手育成の舞台であるDEEP☆KICK ZEROでプロデビュー。以降、地元の関西で戦績を積みデビュー戦以来4連勝を挙げたが、12月の安尾瑠輝との王座決定戦(トーナメント決勝)で2R TKO負けで初黒星を喫した。24年4月に一樹に判定勝利を収め再起すると、6月、エディオンアリーナ大阪という大舞台でRISEデビュー、伊藤琉之助との10代対決で1Rに3度ダウンを奪い、自身初となるKO勝利で飾った。つづく7月のDEEP☆KICK ZEROで再び王座決定トーナメントに臨むと、準決勝で龍太郎を相手に3度ダウンを奪い、2戦連続1R(T)KO勝利の勢いに乗る。そして9月の決勝では一樹との2度目の対戦で判定勝利を収め、DEEP☆KICK-51kg第4代王者に輝いた。しかし12月のRISEで初めて東京(後楽園ホール)での試合に臨むと、末國龍汰とのランカー対決で3R判定負けを喫した。25年3月、DEEP☆KICKメインイベントで行われた-51kgタイトルマッチでは松本愛斗を挑戦者に迎え2RにTKO勝利で初防衛成功とともに、再起を果たす。その後、RISE王者をめざし、同ベルトを返上。8月のRISE EVOLで弾丸風太を2R KOし、再び(T)KOによる連勝街道に乗る。RIZINの舞台で現在フライ級6位の自身が、同級11位の水野を地元の関西でド派手にKOし、本大会の前日に行われる那須川龍心が返上したRISEフライ級王座決定トーナメント1回戦出場選手たちへ、インパクトを残したい。「初のRIZIN大会で地元神戸大会に出場させていただくので、どの試合よりもインパクトの残る試合をしてRIZINファンの皆様に名前を覚えて貰えるような圧倒的な試合をします!RIZIN神戸大会の主役になります!僕に注目していてください!!」 ◆水野夢斗Yumeto Mizuno2007年6月20日、京都府出身身長170cm、体重51.0kgTEAM TEPPEN所属 バックボーンは空手。敏捷なフットワークと高い技術を持つサウスポーで、強烈な飛び膝を武器として持つ。24年4月のDEEP☆KICKで由知を1R KOしデビュー戦を白星で飾った。3連勝で迎えた12月には古波蔵信人を1R TKOで下しStand up King of Rookie 2024 -51.5kg級新人王に輝いた。その勢いに乗り出場した25年3月のRISEでは、伊藤琉之助に判定負けでプロ初黒星を喫し、またデビュー以来の連勝は4でストップ。その後6月のRISEで空龍に判定勝利を収めて再起すると、つづく7月には、今回対戦するKING陸斗が返上したベルトを懸けたDEEP☆KICK-51kg第5代王座決定トーナメントで松本愛斗と対戦予定だったが、怪我により出場を辞退した。8月、ONE Friday Fightsに出場。自身初の国際戦で中国のルオ・チェンハオを相手に接戦を展開。2-1スプリット判定勝利の結果に、ONEデビュー戦で白星を飾ったものの、悔しい表情を見せた。今回、誕生日が1カ月差で18歳同士のキック新世代対決で、ランキングで上を行くKING陸斗に圧倒的な勝利を飾り、RISEフライ級上位へ存在感を見せるとともに、RIZINファンを魅了したい。 「RIZIN初参戦の機会を頂けた事に会長はじめ、関係者の皆様にすごく感謝をしています!ありがとうございます!この大舞台で自分の強さと技術を存分に発揮し、「こんな選手がいるんだ」と多くの方に注目していただけるよう全力で挑みます。来場してくださる皆さま、日頃から支えてくださる方々に、最高の試合をお届けすることが自分の役目だと思っています。ワクワクと緊張を力に変え、必ず会場を盛り上げますので、応援よろしくお願いいたします!」 [nextpage] NOELが再び参戦、海咲イルカと対戦 【オープニングファイト】 ▼RIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分2RNOEL(DELiGHTWORKS)海咲イルカ(リバーサルジム立川ALPHA) ◆NOEL2008年5月21日、神奈川県出身身長158cm、体重49.0kgDELiGHTWORKS所属 格闘技が好きな親の影響で幼少期よりK-1、KNOCK OUTなどを見ていたことをきっかけに家の近くでジムを探し、9歳から10歳までの1年半の間、ムエタイを週に一回ペースで習う。RIZIN旗揚げ大会で RENAが飛びつき腕十字で一本勝ちする姿を見て憧れ、12歳から総合格闘技の練習を始める。アマチュア戦績は23戦16勝5敗2分 (一本10)。24年8月、Produce by SHOOTO colors 3でプロデビュー、ヒヤマ NFCに判定勝ち。9月、修斗アトム級インフィニティリーグ2戦目で、パク・ソヨンとフルラウンド戦うも競り負け、準優勝の結果に終わった。10月にはJMAEXPOオープニングマッチでQUINTETルールに挑戦し、柔術家の城戸ユカリを相手に1分48秒、得意技であるマルセロチンで一本勝利。そして12月、修斗で藤井惠の愛弟子である平田彩音に1R リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。RIZIN初参戦となった今年7月の超RIZIN.4では須田萌里に一本負けし、実力差を見せつけられる結果となった。再起戦となる今回、RIZIN初参戦の海咲イルカを圧倒し、RIZIN初白星を飾りたい。 ◆海咲イルカ ※須田美咲あらためUmisaki Iruka1997年8月3日、東京都出身身長163cm、体重49.0kgリバーサルジム立川ALPHA所属 バックボーン:野球、バスケプロデビュー:2022年9月deep Jewels38プロ戦績:2戦2勝(1tko)獲得タイトル:なし趣味:カブに乗る??特技:遠投「この大きなRIZINという舞台はもう2度と出られない可能性だってあります。まだプロで2戦しかしていない私が今回出られたことはすごいことだと思っています。11月3日の試合で必ず面白い試合をして海咲イルカの印象を残せるような試合をします」 [nextpage] 宮川日向vsMG眞介 ▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分2R宮川日向(SMOKER GYM)MG眞介(reversal gym osaka anne) ◆宮川日向Hyuga Miyagawa2002年7月15日、滋賀県出身身長177cm、体重61.0kgSMOKER GYM所属 バックボーン:キックボクシング ボクシングプロデビュー:2021年11月21日、DEEPプロ戦績:13戦6勝7敗3KO獲得タイトル:無し趣味:ご飯を食べる事特技:キャンプ 「SMOKER GYMで培った、殴り倒す僕のスタイルをRIZINファンの皆さんに見せたいです。そして、TRIBE TOKYOでも練習させていただいていて、自分でも分かるくらい、MMA能力もすごく上がっているのでそこも見せたいです。RIZINのあの独特な緊張感の中試合できるのが楽しみすぎます。会場を沸かせます。爆発させます」 ◆MG眞介MG Shinsuke1995年9月28日、大阪出身身長171cm、体重61.0kgreversal gym osaka anne所属 バックボーン:なしプロデビュー:2018年7月 PANCRASE大阪大会プロ戦績:22戦11勝(7KO/2一本勝ち/2判定)10敗1分獲得タイトル:なし趣味:音楽特技:集中すること「自分は強さに憧れ、強さを求めてこの総合格闘技の世界に入りました。自分のファイトスタイルは相手を仕留める事に拘りを持って闘います。これまでのキャリアの多くの試合をDEEPで闘ってきました。自分は不器用で運動神経が良いわけではありません。ですが努力や継続する才能はありました。努力で培った気持ちの強さがあります。RIZINルールというサッカーボールキックや踏みつけ、グラウンドでの顔面膝の攻撃も解禁されて更に自分のファイトスタイルに磨きがかかると思います。根性と仕留めに行くスタイルでRIZINでの試合を盛り上げます」 [nextpage] 元氣vs林 眞平=キックボクシングルール ▼RIZIN キックボクシングルール 63.0kg 3分3R元氣(レンジャージム)林 眞平(SOLARE KICKBOXING GYM) 元氣Motoki1986年4月8日、大阪府出身身長175cm、体重63.0kgレンジャージム所属 幼少の頃より空手、拳法、柔道、キックボクシング、ボクシングを学ぶ。一時はプロボクサーの道を志したこともあったが、怪我で断念しキックボクシングに専心するようになる。空手は三段の腕前で、元武林大会日本代表に選出されるなどの実績を残す。それもあってファイトスタイルは、ボクシング、空手、キックボクシングを融合させたオリジナルスタイルだ。対戦相手によってその戦い方を変えることを身上としており、特にステップワークを駆使したパンチテクニックには定評があり、大阪を代表するベテランファイターとして活躍。19年には麻原将平とHOOST CUPで激闘を繰り広げ、20年にはキックボクシング40戦目となる試合でNJKFトップコンテンダーのHIRO・YAMATOと対戦。ヒジ・組ヒザありのHIROが得意とするルールながら、判定で若いHIROを振り切り見事白星を奪取した。「勝ち負けは大事だが、戦う楽しさやギリギリでのスリルを楽しみながら戦っている」と断言する通り、テクニックだけでなく殴り合い上等の度胸も持ち合わせている。RIZINにはこれまで22年3月、23年4月と2度参戦しているがまだ白星には至っていない。RIZIN初参戦の林眞平相手に、RIZIN初白星なるか。 ◆林 眞平Shinpei Hayashi1992年1月4日、大阪府出身身長176cm、体重63.0kgSOLARE KICKBOXING GYM所属 バックボーン:伝統派空手、ムエタイプロデビュー:2011年7月 DEEP☆KICK7プロ戦績:19戦10勝(4KO/6判定)9敗獲得タイトル:なし趣味:坐禅、家族旅行特技:一度通った道は忘れない事、人の顔を覚える事「初めまして、大阪市城東区出身のキックボクサー林眞平と申します。今回、憧れていたRIZINの舞台に初参戦出来る事を大変嬉しく思います。自分の試合は勝っても負けてもKO決着が多く、会場を盛り上げる自信があります。今回もおもしろい試合をして、盛り上げますのでご期待下さい」 [nextpage] 既報カード ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R ※選手名から前戦萩原京平(SMOKER GYM)9勝10敗秋元強真(JAPAN TOP TEAM)9勝1敗  萩原は、3連敗から2連勝中。牛久絢太郎、武田光司、高木凌に敗れるも、2025年3月にトビー・ミセッチを1R TKOに下すと、5月の前戦でJTTの西谷大成にカーフキックを効かせて左フックで1R KO勝ち。  秋元は、24年大晦日に元谷友貴との「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で判定負け。25年5月、高木凌とのフェザー級新世代対決で判定勝ちで再起。7月にダウトベック戦が流れるも、緊急参戦の赤田功輝を1R リアネイキドチョークで下してている。その勝利のマイクで萩原京平をコールアウトし、リング上で舌戦を展開していた。 ▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R中島太一(ロータス世田谷)19勝13敗1分後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA)18勝8敗1分 ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)13勝5敗ヌルハン・ズマガジー(カザフスタン)9勝1敗 ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R宇佐美正パトリック(Battle-Box)8勝4敗桜庭大世(サクラバファミリア)1勝1敗 ▼オープニングファイト RIZINキックボクシングルール 51.0kg契約 3分3Rみいちゃんレンジャージム(レンジャージム)2勝伊藤菜の花(VALIENTE)※プロデビュー
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