2025年9月11日(木)に都内にて行われた、11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)の記者会見でのバックステージ映像が公開された。
記者会見には安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がONEに電撃参戦、マラット・グレゴリアン(アルメニア)とONEフェザー級キックボクシングルール3分3Rで対戦することが発表された。
安保は「今の暫定王者である野杁正明に受けた屈辱を晴らすためにここに来た」と、ONEに参戦した目的はONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者・野杁正明(team VASILEUS)にリベンジを果たすためだと宣言。
同大会で、正規王者のスーパーボン(タイ)と世界王座統一戦3分5Rを行う野杁は、前回会見を行ったためこの日の会見には出席しなかったが、フォトセッションと囲み取材には参加。囲み取材で安保について聞かれると「僕も試合ですし、スーパーボンに勝たないと発言権もないと思います。彼もグレゴリアンに勝てばいろいろ言えると思うので、僕はスーパーボンに勝つので、言いたいことがあるならしっかり勝てよと」と、まずはお互い目の前の試合に勝つことに集中しようと話していた。
その2人がバックステージで言葉を交わしていた映像が、ONEの公式SNSにて公開された。
【写真】今回はチームJAPANとして海外の強豪たちを迎え撃つ野杁と安保 廊下ですれ違った様子の2人。安保が「必ず野杁くんのところに辿り着くから、俺が上がって来るのを楽しみにしていてください」と言うと、野杁は「まずグレゴリアンに勝って、とりあえず。そこからだから。俺はスーパーボンを倒す」と返答。「必ず倒すんで」と安保が差し出した拳に野杁も拳を合わせ、2人は“ガチッ”と音が聞こえる強めのグータッチを交わした。
2人の戦いは来年以降の日本大会の目玉となりそうだが、野杁が言うようにまずは11月の試合をクリアしなければいけない。K-1の頂で出会った2人は、今度はONEの頂で再会することが出来るか。