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【PANCRASE】藤野恵実、悲願の王座戴冠なるか。上田将竜vs神酒龍一、金太郎の再起戦も=12月8日(日)新木場

2019/10/24 16:10
2019年12月8日(日)東京新木場のスタジオコーストで開催される「PANCRASE 311」の2カードが発表された。 ▼女子ストロー級 暫定王者決定戦 5分5R藤野恵実(FIGHT FARM/1位)23勝11敗1分チャン・ヒョンジ(韓国/THE SSEJIN)3勝2敗 女子ストロー級暫定王者決定戦として、藤野恵実(FIGHT FARM/1位)とチャン・ヒョンジ(韓国/THE SSEJIN)が対戦する。 初代王者ヴィヴィアニ・アロージョがUFCに参戦しているため、女子ストロー級では暫定王者決定4人トーナメントが開催中だが、9月29日の『PANCRASE 308』で行われた1回戦では、藤野はブラジルのエジナ・トラキナス・オリヴェイラ相手に2R TKO勝利を収めたものの、もう一方のブロックでは、法DATE(Team DATE)が体重超過で試合中止に。チャン・ヒョンジは戦わずして12月8日大会の決勝戦進出を決めていた。 藤野は格闘家人生初戴冠となるか? 藤野は前戦で予告通り打ち合いに出て、左右ラッシュでトラキナスを金網に釘付けにし、トラキナスのバックフィストの自爆を誘っている。 対戦相手のヒョンジはMMA3勝2敗の“サモアンコリアン”。2018年7月には鈴木万季弥と韓国「Angel's Fighting 7」で対戦しスプリット判定で勝利しており、オーソドックス構えから蹴りよりも左右のパンチで圧力をかけ、出入りでの飛び込みとともに接近戦にも強いストライカーだ。 前戦、2019年4月の「URCC 77」のジェリ・ブラオン戦では判定負けを喫するも、シングルレッグテイクダウンやダブルレッグからクラッチしてのテイクダウンなど組みにおいても力強さを見せている。 そのヒョンジに勝っているブラオンは、現在ONE WSに参戦中のソ・ジヨンに敗れており、そのジヨンに日本人では鈴木祐子が一本勝ち、ARAMIが一本負けしている。 接近戦で頭を下げて左右を振り回し打ち合いにも応じるヒョンジは、藤野と乱打戦になる可能性もあり、藤野にとっては打撃の進化とともに、得意の組みで上回り、ワールドクラスの実力を証明して悲願の王座戴冠を成し遂げたい。 藤野はPANCRASE公式による『藤野“顔面”恵実vsチャン・ヒョンジ!』の煽りに、「毎回ミドルネーム変えるのやめて下さい。もう忘れてる“特攻天女”」とつぶやきながらも、公式による『藤野が格闘家人生初戴冠となるか? ストライカーであるチャンの拳が藤野の顔面ブロックに耐えられるか?』を引用。そして、「私のためのベルトなので、私がQueenOfパンクラシストになる。ぜひ会場で見届けて下さい!」と意気込みを記している。 ▼フライ級 5分3R上田将竜(緒方道場/3位)11勝4敗神酒龍一(CAVE/9位/第3代フライ級K.O.P.)20勝12敗4分 フライ級では、上田将竜と神酒龍一が対戦する。 同級3位の上田将竜は小川徹、安永有希、倉岡幸平、小川徹を下すなど4連勝も、7月大会で翔兵とフライ級暫定王座戦に臨み、2R TKO負け。連勝が「4」でストップした。 対する神酒は2016年7月にフライ級王者となるも、2017年3月にマモルにスプリット判定で敗れ王座陥落。その後、2019年3月にPANCRASEに2年ぶりに復帰し、秋葉大樹をバックにとらえるも極めきれず、スプリット判定負け。6月大会で井上学を跳びヒザ蹴りでKOに下し、復活を遂げている。 上田が得意の右ハイキックを当てるか、ベテランの神酒がMMAで完封するか。待ちのスタイルから先に勝機をつかむのは? また、7月大会でハファエル・シウバを打撃で追い込むも肩固めで一本負けした金太郎の再起戦など、荻窪祐輔、前山哲兵、亀井晨佑らランカーの出場も発表されている。 【出場予定ランカー選手】金太郎(パンクラス大阪稲垣組 バンタム級2位)荻窪祐輔(K-PLACE フライ級7位)前山哲兵(フリー ストロー級10位)亀井晨佑(パラエストラ八王子 フェザー級13位)
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