ONEでの2連勝を狙って古村光が参戦(C)ONE Championship
2025年9月12日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 124』(U-NEXT配信)に、黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)に続いて古村光(FURUMURA-GYM)の出場が決まった。
古村はタイ・ラジャダムナンスタジアムのリング(新人戦)にも上がり、勝利を収めている。2019年に選手発掘のため行われた『K.O TRYOUT』でKNOCK OUTのTRYOUT生に選ばれたサウスポー。2023年8月、壱を判定2-1で破りKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座を奪取したが、2024年4月の再戦では判定で敗れ王座を奪われた。2025年5月にONE FF初出場、カイス・モハメッドを初回KOに沈めた。戦績は10勝(8KO)6敗1分。
今回はソンサイ・ラオラネサン(ラオス)とONEムエタイ58.05kg契約3分3Rで対戦する。
メインイベントでは、スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)がONEムエタイ59.87kg契約3分3Rでデチョ・ポー.ボリラック(タイ)と対戦。
スリヤンレックはラジャダムナンとルンピニーの2大殿堂でランキングに名を連ねたほか、タイのテレビマッチである『ワンソンチャイ』フェザー級王者の肩書を持つ。パンチを得意とするハードパンチャーで、激闘派ファイターとして名を馳せ、2019年12月のK-1名古屋大会に初来日。当時K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹と対戦。合計3度のダウンを奪われて判定で敗れるも、そのたびに立ち上がって武居に反撃。3R終盤には猛反撃に出て武居をヒヤリとさせた。
2020年2月にも再来日したが、軍司泰斗に判定で敗れている。ONEには2023年7月の『ONE Friday Fights 25』から参戦し、ONE戦績は8勝(7KO)4敗。2025年3月の日本大会で龍聖に敗れたが、7月にランボン・ソー・テラパットをKOして再起した。
デチョはONE FFでイサンヌアに2連勝するなど、現在8連勝中。首相撲からのヒザ蹴りを得意としている22歳。
また、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)が出場。ONEフェザー級ムエタイ3分3Rでデルンチョン・ルークヂャオメサイトーン(タイ)と対戦する。
ラマザノフは国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)の世界チャンピオンに3度輝き、2018年10月にONE初参戦。5戦目でジャン・チェンロンに判定勝ちで初代ONEバンタム級キックボクシング世界王者となった。同王座は2021年1月、カピタンにKO負けで失った。2024年6月、ペッタノンにTKOで敗れ、ONE戦績を7勝6敗とした。







