K-1K-1
K-1
コラム

【K-1】木村“フィリップ”ミノルの相手は16勝のうち13KOを誇るハードパンチャー、打ち合いは必至

2025/09/05 19:09
 2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』において、16名参加の「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦」が行われる。  決定した8カードの見所を選手データとともに追っていく7回目は、“KO KING”木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)vs.“ザ・トップガン”メイソン・ストロッドマン(アメリカ/WARMAN MUAY THAI)の対決だ。 【写真】2021年12月、和島大海(左)に敗れて以来のK-1カムバックとなる木村(C)GONG KAKUTOGI 木村は、18年8月に第6代Krushウェルター級王座獲得。19年3月に和島大海をKOすると、20年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントで優勝。12月にアビラル・ヒマラヤン・チーターからTKO勝利を収め、21年12月に“K-1 FINAL”として和島大海とタイトルマッチで対戦も判定負けを喫した。K-1では、この試合がラストマッチとなり、今回のリスタートとなる。  ストロッドマンは、今年3月にアメリカ・オクラホマ州で行われた-70kgの8人トーナメントで3連続KOで優勝を飾った逸材だ。16勝のうち13KOを誇るハードパンチャー。UFCの影響で格闘技を始め、バックボーンはブラジリアン柔術とMMAファイター寄りだが、得意としているのはサウスポーからの前手の右アッパー、そしてヒザ蹴り。起用さと一発を持っているところが特長だ。  この試合は、間違いなくパンチの打ち合いに発展すること必至だ。木村は誰もが認めるハードパンチャーで、これまでKOの山を築いてきた。ストロッドマンとは1R開始のゴングから、パンチの激しい打ち合いが見られることだろう。木村が久しぶりの試合で、どこまで復調しているかが今回の勝敗のカギを握りそうだ。 <詳細選手データ> メイソン・ストロッドマン生年月日:2002/04/23 身長:180cm 体重:70.0kg出身地:アメリカ・ミネソタ州セントポール 所属ジム:ウォーマン(Warman)構え:サウスポー趣味:ロッククライミング特技:雑学を覚えることバックボーン:ブラジリアン柔術格闘技を始めた年齢:16歳~(※キックボクシングは17歳~)格闘技を始めた動機:UFCを見て、自分を守る術を学びたいと思ったためキックボクシング戦績:19戦16勝3敗(13KO)獲得タイトル:WKAアメリカ王者、WAKOアメリカ王者得意技:右アッパー記憶に残る試合:2024年9月、シカゴでMaximusタイトル戦。2Rで手を骨折しながらも、4Rで相手をKO。憧れのファイター:与座優貴。キックのタイミングとセットアップが見事だから。K-1参戦への意気込み:アメリカン・キックボクシングのレベルを世界に示したい。精度の高い打撃で相手に確実にダメージを与える試合を見せる。 <K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦対戦カード> 木村“フィリップ”ミノルvs.メイソン・ストロッドマンストーヤン・コプリヴレンスキーvs.デニス・タプオウヤン・フェンvs.カスペル・ムシンスキゾーラ・アカピャンvs.ジョナサン・アイウルアルビオン・モリーナvs.アルフォセヌー・カマラアビラル・ヒマラヤン・チーターvs.アイメリック・ラジジジョナス・サルシチャvs.サリムカーン・イブラギモフダリル・フェルドンクvs.ヌルティレク・ザリンベコフ ※勝ち上がった8選手が、11月15日(土)に東京・国立代々木競技場第一体育館大会のワンデートーナメントで世界一の座を争う。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント