2025年9月2日(火)東京ドームホテルにて『シュートボクシング創設40周年記念パーティー』が行われた。
約300名の出席者の中には、SBの歴史を彩ってきた歴代王者を始めとするシュートボクサーたち、現役シュートボクサーたちも集結。
【写真】OB枠ではなく現役シュートボクサーたちと一緒に並んだ鈴木博昭(右) 何人かがマイクを持ち、創始者であるシーザー武志SB協会会長を労い、お祝いの言葉を述べたが、現在『RIZIN』にてMMAファイターとして活躍する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が、SBでもう一度試合を行うことを宣言した。
【写真】元シーザージムでSBのリングに上がったことがある桜井“マッハ”速人もお祝いに駆け付けた SBの世界トーナメント『S-cup2014』の優勝ベルトを肩に掛けて登壇した鈴木は、「ご無沙汰しております。私はシュートボクシングでプロデビューさせていただいて、17年。40周年ですが私も40歳になります。何者かにしていただいた舞台をご用意していただいたSBさんに感謝をしております。その感謝の形といたしまして、またSBの舞台で、皆様の前で戦うことをここに約束したいと思います。その時はぜひよろしくお願いします」と、引退までにSBのリングに上がると公約した。
【写真】高田延彦からのお祝いビデオメッセージ 鈴木は2008年5月にSBデビュー。そのデビュー戦は初回KO負けでほろ苦い初陣となったが、その後は連勝を重ねて2012年2月にはSB日本ライト級王者となった。同年6月には当時エースだった宍戸大樹を判定で破り世代交代を実現させ、MMAファイターやムエタイファイターを迎え撃った。2013年11月にはS-cup2013 65kg日本トーナメントで優勝、2014年11月にはS-cup65kg世界トーナメントで優勝し、名実ともにSBのエースとして君臨。
【写真】前田日明からのお祝いのビデオメッセージも上映された 2017年6月に海人に敗れ、2018年2月の山口侑馬戦でスタンディングチョークスリーパーを極めて勝利したのが現在のところSBでの最後の試合となっている。MMAでの次戦は9月28日(日)『RIZIN.51』名古屋・IGアリーナ大会で中国のファン・イェーロウ(恩波格斗クラブ)と対戦が決定済み。
【写真】パーティーの最後は緒形健一SB協会代表が音頭をとっての3本締め 2025年11月24日(月・祝)には東京・国立代々木競技場第二体育館にて、40周年記念イヤーの掉尾を飾る『創設40周年記念大会』が開催される。その舞台となるのか、またはまだ先の引退試合をSBで行うつもりなのか。