▼プレリム第1試合 47.62kg契約 2分3R
×カナ・ウォーワンチャイ(=押川香菜/ウォーワンチャイプロモーション)
判定0-3 ※48-49×3
〇ペットサイパーン(タイ)

カナはアマチュアで5つのタイトルを獲得し、2022年12月、タイでのプロデビュー戦でIMSA初代ピン級王座を獲得。2戦目でミネルヴァ認定ピン級王者の撫子、4戦目でJ-GIRLS&WMC日本の2冠王MIREYを破るという快進撃を続け、2024年3月にはタイの『RWS』に初参戦で勝利を得た。2024年7月、パヤーフォンに挑むも初黒星。
高校卒業後の2025年4月、韓国での再起戦を5R判定で勝利で飾ると、6月にはラジャダムナンスタジアム『FAIRTEX FIGHT』で初回KO勝ち。2度目のRWSに挑む。“ジャパニーズ・ウォリアー”と紹介された19歳
対戦相手のペットサイパーンは16歳で、身長は165cmのカナより低い160cmだが、リーチは同じ157cm。戦績は25勝7敗1分。

1R、右ローと前蹴りで前に出ていくカナに、ペットサイパーンはさっそく首相撲に持ち込みヒザを蹴る。離れると右ロー、左ボディと攻めるカナだが、すぐに組まれて攻撃を中断されてしまう。カナは組まれないように前蹴りを出すがパンチやヒジを出すところで組まれてヒザを蹴られる。オープンスコアは10-9×3でカナ。
2R、前蹴りからワンツー、左ボディ、右ローを出すカナに組み付くペットサイパーン。右ストレートもヒットさせるが組まれてヒザをもらう。ならばとヒジを放つもやはり組まれる。カナはペットサイパーンをロープに押し付けてブレイクに持ち込むが、その間にヒザを蹴られてしまう。しつこく首相撲に持ち込むペットサイパーンにカナはパンチを繰り出すが、ヒザを正面から蹴られてしまい、OPスコアは10-9×3でペットサイパーンに。

3Rは“ジャッジメントラウンド”。組んでヒザを蹴るペットサイパーンにカナはワンツーと右ローで対抗。カナの左ミドルはスネでカットされる。組んで正面からヒザを押し付けるように蹴るペットサイパーン。さらに首をつかまれて身体のくの字にさせられ、ヒザをもらってしまう。これは大きなマイナス。
前蹴りで突き放すも、ペットサイパーンは組んで歩くようにヒザを前に出して蹴る。突き放して左ミドルを蹴るカナだが、スネでブロックされた。



