2025年8月30日(土)東京・後楽園ホール『RISE 191』の前日計量&記者会見が、29日(金)都内にて行われた。
セミファイナル(第10試合)のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級2位・鈴木真彦(TEAM 寿/第7代RISEバンタム級王者)と同級3位・加藤有吾(RIKIX)は共にリミットちょうどの55.0kgで計量をパス。
会見で加藤は「今回この試合が決まって、もう超気合い入って完璧に仕上がったんで、夏最後の後楽園で超ガッテムなKOで、鈴木真彦を超えたいと思います」と意気込み、鈴木は「もう夏が終わりかけて、夜はちょっと涼しくなってきている感じなんですけれど、思いっきり会場を沸かせて、あの緑頭をリングに沈めたいと思ってるので注目してください」とアツい夜にしたいとした。
冒頭で伊藤隆RISE代表から「想像するだけで激闘、気持ちと気持ちのぶつかり合いになるんじゃないかと思っております」との言葉があった通り、この試合に期待されている内容がある。
そのことについて加藤は「普通にそういう打ち合いも覚悟してるし、でもなんかやってきたことがハマってパーンって一瞬で終わる気もする。やってみないと分からないですけれど、何が来ても勝つだけなんで」とし、鈴木は「僕もですけれど、加藤選手の試合もこれまで何戦か見てますけれど、僕と一緒で魂で戦う選手なので自然と盛り上がる試合にはなると思う。派手に倒したいなと思いますね」と、間違いなく盛り上がる試合になると口をそろえた。
互いに倒す気満々だが、何ラウンドで倒したいかと聞かれると、加藤は「2R。でも分かんないです(笑)」、鈴木は「やってみないと分かんないですけれど、僕はいつも通り1Rから行くので目を離さずにしていて欲しいですね」と、両者とも前半で決着がつくと考えているようだった。
会見には現バンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)も同席しており、この場で言っておきたいことはあるかと問われると、加藤は「内容で見て、加藤だったら大﨑と今度はやれんじゃねえかって思わせる試合をしたいと思います」と、自分が挑戦者としてふさわしいと思われる試合をするという。
鈴木は「僕は戦いで見せるスタイルなので、やっぱり内容で見せたいっていうのもありますし、 今回メインがチャンピオンですけれど、試合順と試合内容は全然違うと思ってるので、僕が一番盛り上げたろうかなと思ってますね」と、大﨑よりも盛り上がる試合をしてみせると話した。