2025年8月29日(金)タイ・ラジャダムナンスタジアム『Road to RWS』に、藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)の出場が決まった。本人がSNSにて発表した。
藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、2025年6月にサリカトーンをヒジ打ちでTKOして現在13連勝中。ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級1位にランキングされている。
1位の藤原が『RWS』本戦(毎週土曜日開催)ではなくなぜサブ大会の『Road to RWS』(金曜日開催)出場なのかは分からないが、現王者モンクットペット・カオラックムエタイ(タイ)との決戦の日が刻一刻と迫っていることは間違いない。
藤原は「8月29日タイで行われる『Road to RWS』に出場させていただきます。今回は今までで1番重い契約体重になりますが、やってきたことを信じて全力で戦ってきます。配信があるかはまだわかりませんが、勝利の報告ができるよう全力で頑張りますので日本から応援していただけると嬉しいです」と、ミニマム級(-47.62kg)よりも重い契約体重での試合であることを告げている。
タイでも連勝街道を突っ走っている藤原。タイトル挑戦へ向けてアピール出来る勝ち方が出来るか。なお、対戦相手などの詳細は未定。