GLORY 103: Last Heavyweight Standing2025年8月23日(土)オランダ・アホイ
ヘビー級トーナメント『Last Heavyweight Standing』の第2フェーズが、8月23日(土曜日)夜に開催された『GLORY 103』でスタートを切り、8人のヘビー級選手が次ラウンドへの進出を決めた。
メインイベントでは、レヴィ・リグターズがジャマール・ベン・サディックに対し、レバーに完璧なバックスピンキックを放ち、3Rでマットに沈め、トーナメント優勝を目指す意気込みを示した。
セルビアのストライカー、ラーデ・オパチッチは、イオヌット・イアンクーを破壊的なローキックで破り、GLORYで初勝利を挙げた。
ナビル・ハチャブは、イギリスのネイサン・クックを一方的な破壊で破り、GLORYのリングで最も支配的で圧倒的な勝利を挙げた。試合中、ストレートパンチで相手を倒し続けた。
ミロシュ・クヴェチカニンは、コリン・ジョージを相手に輝かしいパフォーマンスを披露し、観客を魅了した。
トーナメントでは、ソフィアン・ラドウーニ、ルーマニアのアリン・ネチタ、冷静なアサドゥラ・ナシポフ、そしてニューカマーのマイク・ケーナが、いずれも次ラウンドに進出した。
各試合終了後、全参加者はランダムに番号を引いてグループとGLORY 104(10月11日、RTMステージ)での初戦相手を決定した。彼らは2つの別々の4人制ワンナイトトーナメントで競い、各トーナメントの優勝者が決勝戦に進出する。
▼Group1 at GLORY 104
ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)アリン・ネチタ(ルーマニア)
ラーデ・オパチッチ(セルビア)マイク・ケーナ (コンゴ)
▼Group2 at GLORY 104
ソフィアン・ラドウーニ(フランス)ナビル・ハチャブ(モロッコ)
レヴィ・リグターズ(オランダ)アサドゥラ・ナシポフ(ロシア)
GLORY世界ウェルター級チャンピオンのチコ・クワジは、メフディ・アイト・エル・ハジの挑戦を退け、GLORYウェルター級史上最多の連続タイトル防衛記録を樹立。
モリー・クロマは勇敢なクリスティアン・リステアを2RでKOし、上昇気流に乗るスーパースターとしてまた一つの伝説的な試合を繰り広げた。クロマは今年初めに予選を突破し、次戦は『Last Heavyweight Standing』決勝戦に出場する。
最後に、有望な新人ドン・スノは、ベテランのタイフン・オズカンを判定で破り、連勝を継続した。
『GLORY 103』試合結果
▼メインイベント Last Heavyweight Standing 1回戦 3分3R〇レヴィ・リグターズ(オランダ)KO 3R 1分41秒 ※バックスピンキック×ジャマール・ベン・サディック(モロッコ/ベルギー)
▼コー・メイン GLORY世界ウェルター級タイトルマッチ 3分5R〇チコ・クワジ(オランダ/王者)判定5-0 ※50-45×2、49-46×3×メフディ・アイト・エル・ハジ(フランス/挑戦者)※クワジが4度目の防衛に成功。
▼ヘビー級 3分3R〇モリー・クロマ(ギニア)TKO 2R 2分16秒×クリスティアン・リステア(ルーマニア)
▼Last Heavyweight Standing 1回戦 3分3R×イオヌット・イアンクー(ルーマニア)TKO 3R 0分25秒〇ラーデ・オパチッチ(セルビア)
▼Last Heavyweight Standing 1回戦 3分3R〇ナビル・ハチャブ(モロッコ)判定5-0 ※30-27×5×ネイサン・クック(英国)
▼Last Heavyweight Standing 1回戦 3分3R〇ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)判定5-0 ※30-27×5×コリン・ジョージ(スリナム)
▼ウェルター級 3分3R×タイフン・オズカン(オランダ)判定1-4 ※27-30×2、28-29×2、30-27〇ドン・スノ(スリナム)
GLORY Superfight Series
▼Last Heavyweight Standing 1回戦 3分3R〇ソフィアン・ラドウーニ(フランス)判定5-0 ※30-27×5×シハド・ケペネク(トルコ)
▼Last Heavyweight Standing 3分3R〇アリン・ネチタ(ルーマニア)判定5-0 ※30-27×4、29-28×ナイム・ヘッバル(アルジェリア)
▼Last Heavyweight Standing 3分3R×ユリ・ファルカス(イタリア/ルーマニア)判定0-5 ※27-30、26-30×4〇アサドゥラ・ナシポフ(ロシア)
▼Last Heavyweight Standing 3分3R〇マイク・ケーナ (コンゴ)判定3-2 ※29-28×3、28-29×2×エロール・コニング