K-1宮田プロデューサーからの提案に返答した伊藤RISE代表
2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館で開催された『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』のメインイベントで、玖村将史(999)にリベンジを達成し、試合後マイクで「K-1の王者、金子選手とみんな見たいと思うのでぜひK-1vs.RISE世界王者対決やりましょう」とアピールしたRISE世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)。

そのことについて宮田充K-1プロデューサーが「やるんだったら受けて立つ。もしこっちのリングに上がって来る度胸があるなら11月に相手を用意します。それに勝ったら来年の早い時期か分からないけれど、55kgで金子(晃大)くんか池田(幸司)くん(の勝者と)でどうだろう」と返答したことについて、8月21日(木)に行われた記者会見の中で伊藤隆RISE代表が言及した。

伊藤代表は「(その話は)全く進んでないです。僕も記事で見ましたが、連絡するみたいな感じでしたよね。特に連絡もないですし」と言い、「志朗にも確認したんですけれど、彼自身も盛り上がるために言った発言であって、どうしてもやりたいというわけではなくて盛り上がる対戦相手の一人として名前を出したって感じなので。言ったことの責任を取ってくれというようなことでしたが、僕はそんな重さは感じていなくて。話し合いをするのだったら全然話し合いますよってスタンスです」と志朗が金子の名前を出した意図を説明したが、望まれれば話し合いはするという姿勢を示した。

また、「志朗も11月に(RISEのビッグマッチでの)試合が決まるでしょうし、来年のエルドラド(毎年3月開催)でも決まるでしょうし、お互いのスケジュールもあるじゃないですか。その中で良きタイミング、お互いが盛り上がるようなタイミングが作れるんだったらアリなんじゃないかなと思います」と、まずは互いのスケジュールをすり合わせる必要があるとし、タイミング次第だとする。
しかし、「やりたいです、はいやりましょう、みたいなそんな流れは面白くないですよ。今までずっとその流れでやってきて、それが爆発したかと言えばそこまでしていない。(K-1との対抗戦を)次やるんだったらちゃんとした段取りというか、ファンも巻き来んで盛り上がることが出来たら実現するんじゃないですかね」と、対抗戦に至るまでの流れ、ファンも熱望する機運を高めることが必要だと語った。



