『HERO'S』復活戦で所英男の弟子・長野と卜部功也の弟子・橋本が対戦
2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX~70kg世界最強決定トーナメント開幕戦~』の記者会見が、8月20日(水)都内にて行われた。

今大会で『HERO'S』が復活する。『HERO'S』はK-1が母体となって2005年から2007年まで開催されていたMMA大会(2007年にDREAMに統合された)。山本“KID”徳郁、所英男、秋山成勲、宮田和幸、そしてPRIDEから移籍した桜庭和志などが活躍した団体だ。
すでに発表されているシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)vs.ブレイク・トループ(EYR Division Blackhouse MMA)、今回の会見で発表された橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)vs.長野将大(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)の2試合がHERO'Sルールで行われる。

HERO'Sルールは通常のK-1用リングを使用、オープンフィンガーグローブ着用で試合着はスパッツやコンバットショーツ、キックパンツの他に柔道衣・空手衣・サンボ衣などの着用も認められる。試合時間は5分3Rで延長戦は無し。10点法のマストシステムでインターバルは1分。KO、タップアウト、TKO、判定で決着がつく。特徴としてはグラウンドポジションでの相手の頭部への蹴り技(サッカーキックなど)、ヒザ蹴り、踏み付けは禁止となり、ヒジ打ちも禁止。選手がロープから出そうになったり、コーナーが攻防を妨げている場合はドントムーブでリング中央からの再開となる。
宮田充K-1プロデューサーは「今回実験的にやってみるもの」とし、今後もK-1の大会内で行われていくのか、それとも独立した大会として行われるのかは未定だという。

会見にはHERO'Sでスターとなった所英男も出席。「HERO'Sのポップアップショップをやっていた時があって、その時にもう20年前だと聞いて。懐かしくてHERO'SのTシャツをいっぱい買ったら、このような話があってビックリしました」と語った。



