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【UFC】チマエフが新ミドル級王者に!デュ・プレシを5R完封。朝倉海が連続一本負け、エリオットのギロチンにタップ。マーフィーがピコをバックヒジKOでUFC9連勝、プラテスもニールをバックヒジKO。ミドル級でペイジがキャノニアからダウン奪う判定勝ち=『UFC 319』

2025/08/17 07:08

▼女子フライ級 5分3R
〇カリーニ・シウバ(ブラジル)19勝5敗(UFC5勝1敗)
[判定3-0] ※29-28×3

×ディオネ・バルボーザ(ブラジル)8勝4敗(UFC2勝2敗)

 女子フライ級11位のシウバ。DWCSからUFCデビューし、3連続1Rフィニッシュで4連勝も、24年11月の前戦で元PANCRASE女王のヴィヴィアニ・アラウージョに判定負けでUFC初黒星。

 バルボーザは、元柔道ブラジル代表。UFC2勝1敗で、25年4月の前戦はディアナ・ベルビツァに肩固めで一本勝ち。

 1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーで詰めるシウバに、バルボーザはスイッチを見せながら前にワンツースリーの左フックに繋ぐ。ブロッキングのシウバが押し戻すとバルボーザは左前蹴り。左ボディジャブ。シウバも右前蹴りを返す。

 右カーフのシウバ。バルボーザの詰めに左を突くと、ともにワンツーの打ち合い。先にシングルレッグはシウバも、切るバルボーザ。シウバは右前蹴りを腹に。バルボーザは左ジャブ。さらに踏み込んで大外刈からボディロックテイクダウン! すぐにバックを奪うと両足フックでリアネイキドチョーク狙いも残り20秒。拍子木に腕十字もホーン。

 2R、ジャブ&ローのバルボーザ。先に詰めるシウバ。バルボーザのハイキックを掴んでテイクダウンも、立つバルボーザは首投げ。それをすかしてバックにつくシウバ。バルボーザは正対して右で差してケージに押し込む。四つから体を入れ替えたシウバだが、戻したバルボーザが押し込み。両差しのシウバの崩しに、バルボーザは首投げを合わせてテイクダウン。下のシウバは両腕を入れての三角絞め。下からヒジ。クラッチが外れ、バルボーザが上からパウンド。

 3R、遠間から左ジャブのバルボーザ。ニータップから組んで首相撲ヒザ。離れるシウバは詰めるが、バルボーザはそこに左アッパー。シウバは左フックから右。近づいたところで左で差して払い腰テイクダウンのバルボーザ。下のシウバはゴゴプラッタ、フットチョーク。抜けたバルボーザとスクランブルからニンジャチョークも。ここも下になって逃れたバルボーザは足を手繰るが、バックを奪うシウバがボディトライアングル。そこで正対して上はバルボーザ。鉄槌のバルボーザに、下からヒジのシウバ。そのままホーン。

 判定3-0(29-28×3)でシウバがバルボーザとの再戦でリベンジ。

 シウバは観衆の判定のブーイングに「2Rは勝ったし、3Rでは3回も彼女を仕留めかけた。他に何をしてほしい? 3Rまで彼女と立ち向かう必要があったことを証明したんだ。もしそれが十分でないなら、他に何が必要なんだ?(ゴゴプラッタ、ギロチンチョークについて)これらのポジションはすごく気に入った。ただ、いくつかの調整が必要で、ジムに戻って練習し、試合を終わらせて人々が望むものを提供したい」と語った。

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