Krushスーパー・フェザー級王者の横山朋哉(リーブルロア)が2025年8月14日(木)、群馬・イオンモール太田にて、スペシャルイベントを実施した。
大勢の観客が集まる中、最初に横山が所属しているジム「リーブルロア」の小暮会長とのミット打ちデモンストレーションが行い、続いて小学生以下の子どもたちと横山とのちびっこ対決が展開、会場内は大いに沸いた。
途中からゲストに大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が参加。スペシャル・エキシビションマッチが行われ、プロの手合わせに、子どもたちが食い入るように見ているのが印象的だった。
質問コーナーでは、いくつか面白いQ&Aも出され、会場は笑いに包まれた。
「今年の目標はありますか?」の質問については「先ずは年内にK-1のベルトを獲るのが一番大きな目標」と大久保。「僕は目標というか、K-1のベルトは獲らなくてはいけないと思っているんで、これを通過点にその先へと進むことができたら」と横山。
「TWICEメンバーで推しは誰ですか?」の質問については大久保は「推しはいないんですけど、サナさんが一番美人だなと思います」、横山は「僕はダントツでツウィさん! あれっ? 会場の皆さん、ツウィさん知らないの?」と笑いを誘った。
「緊張しないコツはありますか?」の質問については「元々めっちゃ緊張しいでしたが、格闘技で表に出る機会が増えるとだんだん慣れてきて、練習をするたびに緊張しなくなってきましたね」と大久保。
横山は「とにかく深呼吸で緊張をしないようにですね。でも緊張から不安になり(それが)恐怖に変わると思うので、そこで練習で自信をつけたら不安が消えて緊張もしなくなりますね」との答え。
「格闘技をはじめて悔しかったことはありますか?」の質問について、大久保は「(悔しかったことは)いっぱいありましたね。アマチュア大会で負けたら悔しくて、練習試合でも負けたことも悔しくて。でも諦めなかったから絶対良いことがあると思っています」、横山は「(大久保は)僕よりも後から出てきて、僕より先にベルトを獲ったんですよ。それがめっちゃ悔しくて、いやいや待ってよ~って。まあそれがあったからこそ僕もベルトが獲れたし」と階級は違えどライバル心があったことを吐露した。
「今、一番戦いたい相手は?」の質問には、「金子晃大選手一択ですね。僕は金子選手にリベンジして今年を締めくくりたいですね」と大久保は闘志を抱き、横山は「僕は5月の大会(トーナメント決勝戦)でレミー・パラ選手に負けて、やり返したいんだけど、なかなか組んでもらえなさそうなんで。とりあえずはレオナ・ペタスとかやっちゃおうかな、先にね。そこで勝てば必ず次にいけると思うので、僕は組まれた試合は勝つだけなので。まっ、ほんと誰でもこい! って感じですね」と自信をのぞかせた。
そして、会場に来ていた大会運営をしているM-1スポーツメディアの大木社長がサプライズとして登壇。横山は「Krush群馬大会をやりたいんですけど、社長には宣言をしてほしいですね」と直談判。
大木社長は「今日このイベントを拝見させていただいて、横山選手が地元からどれほど愛されているか、太田市の皆さんからの熱い応援を感じましたので、群馬大会開催を目指して頑張りたいと思います」と、明言を避けながらも前向きな言葉を口にした。
その他、多数応募があったミット打ち体験や、サイン即売会など、お盆中の会場は大いに盛り上がった。
最後に、横山と大久保はともに「ケンミンショー旅アワード2025」の「ケンミン盛り上げ隊」に就任したことを報告。「皆さん是非、地元の良さを伝えて一緒に盛り上げましょう!」と会場に集まった人たちに、手作りPR動画のSNS投稿を広く呼びかけた。