2025年9月23日(火・祝)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.57』(U-NEXT配信)の追加対戦カード発表記者会見が、8月12日(火)都内にて行われた。
KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級3分3R延長1Rで、辰次郎(Sports 24)とペップンソン・フォームドジム(タイ/フォームドジム)が対戦する。
久井大夢が返上したKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座を目指す6戦無敗の辰次郎が、7戦目にして強敵を迎え撃つ。
「前回は大きな大会に出させてもらったんですが、KO勝ち出来なくて悔いが残りました。その分、すぐに練習を再開して。今回倒してすぐにタイトルに挑戦できる試合をしたい」と、タイトル挑戦へ向けて弾みをつけたいとする。
「タイ人とはプロ2戦目でタイで試合をしてハイキックでKOしました」とムエタイとの試合は経験済みで、「自分が所属しているジムにはタイ人トレーナーが2人いて、有名で強くて指導者としても優れているのでタイ人は対策しやすいと思っています」と自信をのぞかせる。
「作戦は言えませんが、KNOCK OUTという大会でKOじゃないとKNOCK OUTの試合じゃないと思うので最終的には倒して、王者に挑戦できるようにします」と、KOを狙うと宣言。
ペップンソンは久井も山田虎矢太もKOすることが出来なかったタフな相手だが「倒せる自信はあります。それに王者しか目指していないので絶対倒せないといけないと思います。倒せる根拠は…これから練習でつけます」と、KOすることにこだわりたいとした。
タイトルマッチを実現させるためには、他に何が必要だと思うかとの質問には「王者になるのは知名度だったりも必要かなと思っています。選手として倒すのは前提だと思うので、そこは意識的に行動していきたい。SNSのフォロワーを増やしていった方がいいかと思っています」と、SNSも頑張っていきたいという。
どんな方法でフォロワーを増やしていくつもりかとの問いには、「ぱっと思うのはBreakingDownみたいに会見で乱闘したらいいと思うけれど、僕の格闘技に対する考えはそういうことで有名になるのは違うと思っていて。引退した後もキックボクシングでこれだけ頑張ったんだから社会人としても成功しているというきっかけにしたいので、そういうことはしません。試合で見せて、試合では無いところではどう見せるかはまた考えます」と、ファンを増やす方法を考えていきたいとした。
そこで山口元気代表は「この人の試合を見たいと思わせるものをSNSなどを使って発信した方がいい。そういうのが出せる時代なので、いかに自分の試合を見てもらうか。試合で見せますと言っても興味がないと試合に来ないので、どう引っ張るかってところですね」とアドバイスを送った。