【BreakingDown】“制裁”されたとしぞう「負けたけど負けてない。俺の這い上がりストーリーを思いついた」因縁の溝口COOには「言いたいこと言わせてもらいます」

　2025年8月10日(日)都内某所で開催された『BreakingDown 16.5』のメインイベントで、竹見浩史郎にKOで敗れたとしぞうの公式インタビューが公開された。 　右カーフキックから右ストレートで打ち合いを挑むも、竹見の正確な右ストレート、右フックをもらってマットに沈んだとしぞうは「もうちょっと行けっかなって正直思ったんですけど、見えなかった。パンチが速ええっすわ」と、2018年国民体育大会ボクシング競技会ライト級ベスト8などアマチュアボクシングの実績を持つ竹見のパンチが速かったと振り返る。 「なんかこうパンチもらって、うわっ、効いたわと思って立とうと思ったんすよ。したっけ、なんか立てないみたいな、グラつくみたいな。でも、お客さんの顔が見えました。としぞう頑張れって言ってくれて。泣きそうになりました」と、効かされてしまって立てなかったという。 　RIZIN無断出場の制裁マッチで敗れたことについて聞かれると、「こうやって制裁マッチってなって、普通に制裁されるのヤバくね？ 制裁マッチってきて普通だったらストーリー的に、ちょっと頑張ってしかも無制限にしてくれて、2R、3R行ったらまあまあ強かったなってなるじゃないですか。それが1Rの正味20秒とか15秒でしょ。マジでヤバくない？ それリアルじゃんみたいな。運営の人もさ、としぞう制裁って言いながら、頑張るんじゃないみたいな感じあるじゃないですか。普通に制裁じゃん」と、見事に制裁されたことに苦笑。 　朝倉未来BreakingDown CEOが「まだまだRIZINは早いので、BreakingDownで一からやり直しましょう」とコメントしたと伝えられると、「僕、BreakingDownに出させてもらってて、けっこう戦績悪いんすよ。勝っては負けてばっかりなんで。やっぱり連勝してね、こんな俺がフライ級のベルトを獲るっていうのが僕の目標でもあるんで、それを目指して諦めなかったら叶うよっていうのを見てるみんなに見てもらいたいです」と、今後はBreakingDownのフライ級王座を目指して勝って行くと誓う。 　今後のことを聞かれると「僕、今回負けたって言われてんですけど、負けてないんで。だから負けないっす。俺には俺にしか出せない俺のストーリーを見てもらいたいす。ちょっとまた頭丸めて1回反省してなんか考えます」と、これからのとしぞうストーリーを見て欲しいとする。 　ファンへのコメントを求められると「今回、制裁マッチでどうなんだろうと思う人いっぱいいたと思うんすけど、見事に制裁されました。ただ、負けたけど負けてないす、僕は。だからそこをしっかりみんなに見てもらって、この俺がこれからどんな這い上がり方するとか、俺が今後BreakingDownによってどんな立ち回りするかをしっかり見てほしいっすね。ちょっと期待してほしいっす。俺の這い上がりストーリーを思いついたっす。今後、俺が背中で見せていきます。見てくれたら多分驚くっすね、僕の姿を見たら。としそうにしか成し遂げれない山を作り上げます」と意気込んだ。 　最後には、前日記者会見で因縁が勃発した溝口勇児BreakingDown COOとの件について「あの人、ちょっと大人だなと思ったのが、試合前は一切何も言ってこなかったんですよ。俺、試合前はマジやりたくなかったんで。だから俺は今回の試合が制裁マッチじゃなくて、この次の溝口さんとの話し合いが僕は本当の試合だなって思ってたんで。僕も言いたいこと言わせてもらいますし、溝口さんも溝口さんで言いたいことがあると思うんで、そこはしっかり話して挑みたいなと思ってます」と、真剣に話し合いたいとした。