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【GRACHAN】「夏の3連戦!」8.10有明に続き、8.31福岡で徳弘拓馬vs.野尻定由、グラップリングで野瀬翔平vs.石橋佳大。9.14大阪でヘビー級王座戦・荒東にベ・ドンヒョンが挑戦、林RICE陽太がウェルター級転向で青木忠秀と対戦

2025/08/09 19:08
【GRACHAN】「夏の3連戦!」8.10有明に続き、8.31福岡で徳弘拓馬vs.野尻定由、グラップリングで野瀬翔平vs.石橋佳大。9.14大阪でヘビー級王座戦・荒東にベ・ドンヒョンが挑戦、林RICE陽太がウェルター級転向で青木忠秀と対戦

(C)GRACHAN/GONG KAKUTOGI

 2025年8月10日(日)『GRACHAN75』(有明・TFTホール500)に続き、8月31日(日)に『GRACHAN76』がアクロス福岡イベントホールにて、さらに、9月14日(日)大阪・176BOXにて『GRACHAN 77』の開催が発表された。



 CARPE DIEM FUKUOKA/FIGGSグラップリングが「協力」する8月31日の『GRACHAN76』では、福岡大会らしく、マスタージャパン福岡の野尻定由が参戦し、GRACHANバンタム級3位の徳弘拓馬(stArt)が激突するほか、「FIGGSグラップリング」として、野瀬翔平(マスタージャパン福岡)と石橋佳大(DURO GYM)がグラップリングで対戦するなど、12試合が決定。

 また、9月14日の『GRACHAN 77』大阪大会では「ヘビー級(120kg)タイトルマッチ」として、王者・荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス大阪稲垣組)に、ROAD FC推薦選手としてベ・ドンヒョン(Team strong MMA)が挑戦するほか、第4代ライト級王者の林RICE陽太(reversal gym Osaka)がウェルター級転向。同級1位の青木忠秀(総合格闘技道場コブラ会)と対戦する。

 ライト級では、クレベル・コイケ門下のアリアン・ナカハラ(ボンサイ柔術名古屋)と、ALIVEの村瀬賢心の名古屋対決。さらに、フェザー級で、高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me, We/同級4位)と大搗汰晟(POLAR GYM大阪)の実力者対決も組まれている。

◆『GRACHAN76』
2025年8月31日(日)アクロス福岡イベントホール

▼バンタム級 5分2R・延長1R
徳弘拓馬(stArt/GRACHAN同級3位)4勝1敗
野尻定由(マスタージャパン福岡/修斗環太平洋バンタム級3位)8勝7敗3分

 GRACHANバンタム級トップランカー・徳弘拓馬と、修斗環太平洋バンタム級3位・野尻定由による注目の一戦。

 徳弘は、日本MMA界のレジェンド・日沖発の弟子として知られ、粘り強く精度の高いグラップリングと冷静な試合運びで、バンタム級戦線の中心に食い込んできた。現在GRACHANで5戦負けなしで、24年8月に堀之内蒼斗をリアネイキドチョークで極めると、12月に長谷川卓也に判定勝ち。25年5月30日の前戦では、田中智也を2R 肩固めに極めている

 対する野尻も、日沖同様に“元修斗王者・UFC経験者”である弘中邦佳を慕い、2023年にマスタージャパン福岡へ移籍。2024年3月に上田祐起に判定勝ち後、5月に磯城嶋一真におたつロック&キムラで一本勝ちで2連勝をマークも、11月にジェイクムラタにスプリット判定負け後、25年5月に無敗の宮口龍鳳にTKO負けで2連敗中。

 いずれも“元修斗王者・UFC経験者”の師を持つ次世代ファイター。初の修斗ランカーとの対戦に臨む徳弘と、再起を図る野尻。それぞれの師匠譲りの技術と闘志を胸に、団体の威信と自らの意地をかけてぶつかるバンタム級戦だ。

▼ストロー級 5分2R・延長1R
大城正也(T-REX柔術アカデミー)
三笠貴大(JAPAN TOP TEAM)

 沖縄・T-REX柔術アカデミー所属の大城正也が、GRACHAN初参戦。修斗など各大会で経験を積んできた注目のファイターが、どんな戦いを見せるか。24年に2連勝後に内藤頌貴に1R TKO負けも、25年5月の前戦は修斗TORAOで黒瀬恭平に判定勝ちで再起を遂げている。34歳。

 迎え撃つ三笠貴大は、JAPAN TOP TEAM所属。プロ戦績3勝3敗と着実な成長を続ける若手のひとりで、打撃・グラウンドともにバランスよいウェルラウンダーだ。24年にGRACHANで2連勝後、9月に児玉勇也にマジョリティ判定で敗れたが、25年5月に粂大樹に腕十字で一本勝ち。33歳。

 新たな風を吹き込む大城のGRACHAN初陣と、地力をつけてきた三笠の対戦だ。

▼無差別級 5分2R・延長1R
村上佳児(パラエストラROX)
上野勇貴(AACC×SPIDER)

 無差別級ならではのド迫力対決。熊本の村上は、階級を問わず積極的に大会へ挑み続けるファイター。前GLADIATORヘビー級王者の大番高明から1R TKO勝ちを挙げた実績も持つ。3連勝中で持ち前のパワーと突破力でインパクトを残すか。

 上野は、修斗ウェルター級新人王のタイトルを持つ実力者。近年は階級を超えた挑戦を続け、GRACHANでも無差別級の舞台に名乗りを上げた。AACCグループ仕込みの技術とフィジカルを武器に、未知の相手との一戦に挑む。前戦は25年5月にGRACHAN74で大場慎之介のギロチンチョークで敗れた。

▼FIGGSグラップリング 5分2R
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
石橋佳大(DURO GYM)

 グラップリングルールで、野瀬翔平と“激闘王”石橋佳大が対戦。

 野瀬は、修斗世界バンタム級1位。『ROAD TO UFC』でのユ・スヨン戦の判定負けからの帰還後、2024年9月の修斗環太平洋バンタム級チャンピオン決定トーナメント準決勝で人見礼王を2R キムラで極めたものの、12月の決勝戦でダイキ・ライトイヤーにスプリット判定で惜敗した。25年5月に地元・福岡で加藤ケンジを1R 肩固めに極めて再起。14勝中10の一本勝ちを誇る“極め”のスペシャリスト。

 対する石橋は、激闘続きのキャリアで知られる元修斗環太平洋フェザー級王者。2017年のRIZINグラップリング-75kgトーナメント準優勝などの実績も持つ。現在はMMAを引退しているものの、グラップリングの技術と精神力は今も衰え知らず。

▼フライ級 5分2R・延長1R
平賢二郎(ロータス古賀)
村松竜眞(MIBURO)

▼バンタム級 5分2R・延長1R
水永将太(MMA Rangers Gym)
藤谷敦史(マスタージャパン福岡)

▼フェザー級 5分2R・延長1R
福田侑飛(ロータス古賀)
松本大知(POLARGYM OSAKA/第2回MMA甲子園フェザー級優勝)

▼フライ級 5分2R・延長1R
中島唯翔(MSKC/第3回MMA甲子園フライ級優勝)
森渕俊太(MIBURO)

▼バンタム級 5分2R・延長1R
明希(CARPE DIEM福岡)
土屋諒太(POLARGYMOSAKA)

▼バンタム級 5分2R・延長1R
辻 郁人(CARPE DIEM福岡)
吉田樹広(LIBRE)

▼FIGGSグラップリング 5分1R
池田貴一(ALL ONE)
今村 豊(POLARGYM OSAKA)

▼アマチュア フェザー級 3分2R
殿井唯人(パラエストラROX)
佐藤修斗(JAPAN TOP TEAM)

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