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【ONE】秋元皓貴vs.ウェイ・ルイ因縁の再戦が11・16日本大会で決定、前回対戦は判定で物議をかもす「改めて自分の価値を証明できる」(秋元)

2025/08/08 12:08
 2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』の追加対戦カードが発表された。  ONEバンタム級キックボクシング世界バンタム級4位・秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)と同級1位ウェイ・ルイ(中国)の因縁の再戦が、バンタム級キックボクシング3分3Rで決定。  秋元は2019年1月からONEに参戦し、3月のヨゼフ・ラシリ戦でプロ初黒星を喫するも、その後は5連勝で2022年3月にカピタンを破りONEキックボクシング世界バンタム級王者に。2022年11月のペッタノン戦でスプリット判定負けし、王座を失ったが試合後ペッタノンに禁止薬物の陽性反応が認められたため、ペッタノンの王座は剥奪となっている。  2024年5月、約1年半ぶりの試合となったウェイ・ルイ戦で判定負け。9月のイリアス・エナッシにも判定負けで3連敗を喫したが、2025年3月のONE日本大会でジョン・リネカーを判定2-1に破り、連敗を脱出した。  散打出身のルイは、2017年2月の『K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメント』でK-1初参戦。1回戦で佐々木大蔵を2R KOに下すと、準決勝でクリスチャン・スペトゥクに判定勝ち。決勝で平本蓮の左ローに苦しみながらも手数を返してスプリット判定勝ち。中国人初のK-1チャンピオンに輝いた。  その後もタイトルマッチでゴンナパー・ウィラサクレックに判定勝ちするなど、怒涛の33連勝を飾るが、2018年3月の卜部功也戦で700gの体重超過。変則王座戦の末に、卜部の左ストレートを浴びて2R KO負け。キャリア初のKO負け、約3年7カ月ぶりの黒星を喫した。K-1を離れてからは、Glory of Heroes、武林風にカムバックし、2024年5月の秋元戦でONE初参戦。2025年2月にはONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチで王者ジョナサン・ハガティーに挑戦したが、判定3-0で敗れ21連勝がストップした。  前述の通り、両者は2024年5月に対戦してルイが判定3-0で勝利しているが、この判定については物議をかもし、秋元自身も納得がいっていないことを常々口にし、再戦を熱望していた。 [nextpage] 秋元とルイのコメント <秋元皓貴> ――ONE日本大会への参戦について。 「前回に続き日本大会に参戦が決まり、とても嬉しく思っています」 ――ウェイ・ルイとの再戦について。 「リマッチは前回の対戦後すぐから要求していたので、再戦が決まりさらに気合いが入りました」 ――この再戦の意味は? 「この試合に勝つことで、改めて自分の価値を証明できると思っています」 ――日本での試合に向けた意気込みは? 「前回以上のパフォーマンスを発揮できるよう、試合までしっかりと準備していきたいと思います」 ――ファンへのメッセージを。 「今大会も豪華なカードがすでにたくさん発表されています。その中でも一番興奮するような試合をします。楽しみにしていてください!」 <ウェイ・ルイ> ――日本での試合について。 「とても楽しみです。きっと思い出に残る素晴らしい旅になると思います」 ――秋元皓貴の印象は? 「彼は非常に強い選手で、前回の試合でも大きなプレッシャーを感じました」 ――今回の試合での変化は? 「前回の対戦で互いをより理解できたと思います。今回は前よりもっと激しく、スリリングな展開になると信じています」 ――試合以外で楽しみにしていることは? 「日本にもたくさんのファンがいるので、自信が湧いてきます!」 ――好きな日本食は? 「和牛と刺身は、日本で食べるとより本物の味がします!」 ――キックボクシングファンへのメッセージを。 「言葉ではなく、行動で証明するタイプです。ケージの中で、応援してくれる皆さんへの感謝を体で伝えたいです」
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