K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】松本海翔、出稽古で木村“フィリップ”ミノルとスパーリング「今まで味わったことないようなパワーで壁に吹っ飛ばされて死んだのかなと思いました」=フェザー級2試合が決定

2025/08/05 23:08
 2025年9月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush,180』の対戦カード発表記者会見が、8月5日(火)都内にて行われた。  Krushフェザー級3分3R延長1Rで、椿原龍矢(月心会チーム侍)vs.関口功誠(ALONZA ABLAZE)、松本海翔(TAD)vs.水津空良(team NOVA)の2試合が決定。会見には4選手が揃って出席した。  水津は「復帰戦が強敵ですが負ける気がしないので全力で潰しに行きます」、松本は「僕も初めての負けからの試合なので、また違った松本海翔を見せます」。  関口は「椿原選手に決まってモチベーションも高いので圧倒して勝ちたいと思います」、椿原は「久しぶりに怪我が明けて復帰戦を組んでもらえて。とにかく今年中に試合をしたくてたまらなかったので、強くなったところを見せたいと思います」と、それぞれ意気込みを語った。 <質疑応答> ――相手の印象と気を付けたい部分は? 水津「若くて勢いがある選手で。パンチをもらわないようにしようと思います」 松本「ちょうど3日前に東京へ出稽古に来て、木村ミノル選手とスパーをやった時に恐怖を感じて。その恐怖を味わったら対戦相手を見ても何も怖くないなと思っているので。怖いものは何もないので僕らしく暴れて倒します」 関口「ディフェンスが凄い上手くてアウトボクシングが上手いって印象ですね。気を付けたいのは、そこで自分がイライラしないで行くことかなと思っています」 椿原「相手の動画はまだ見てなくて印象は無いけれど、卜部代表の大ファンで、卜部代表が後ろにいるのは凄い怖いなと思うので気を付けたいと思います。あと僕は毎日、和島さんと練習しているので僕も毎日恐怖を味わっているので、戦っても何も怖いことはないかなと思っています」 ――椿原選手は怪我からの復帰戦ということだが? 椿原「怪我自体は試合中に肩が何度も脱臼してしまって。肩を支える骨が割れちゃって、手を出すのも上げることも出来なくなっていた。11月に手術をして2月からシャドーとか自転車に乗れるようになって、そこから出来ることから始めました」 ――リハビリしながら強化した部分は? 椿原「左手が上がるようになったことで治っているんですけれど、左手以外は全部強化してパワーアップして、左は試合前に戻っていると思うので今から上げていこうかなと思っています」 ――デビューから無敗の新鋭が相手だが? 椿原「僕もデビューして無敗の時期はあったので全然問題ない。僕、21歳の時にK-1王者だったので僕の方が勢いあったと思うので全然大丈夫です」 ――それを聞いて関口選手はどう思った? 関口「別に何とも思わないです」 ――前回も元王者に勝った。タイトルマッチをアピールしてところで、今回は元K-1王者になったことには? 関口「元K-1王者なのでモチベーションも上がったし、ここ来たなって。ここ勝ったらめちゃくちゃ美味しいと思いましたね。ここ勝ったら次はタイトルマッチだと思うので、圧倒的に勝つことがテーマだと思っています。何もさせなければ圧倒的かなと思っていますね。KOは狙うけれど判定でも何もさせないで勝つことだと思っています」 椿原「1回それは置いといて。元K-1王者と言われるのがしゃーないんですけれど、僕は次のK-1王者になるつもりなので次期K-1王者と言って欲しい。何もさせないというのは、そうかって感じですね」 関口「椿原選手が次期K-1王者じゃ面白くないので、僕がK-1王者になります」 ――松本選手は前回のタイトルマッチを経験して学んだことは? 松本「感情のコントロールというのが。僕、イラついたらガーッと行っちゃっうのでそういうのが分かった一戦でした。人としても強くなったし、いろいろ成長しました」 ――木村ミノル選手とのスパーリングで恐怖を感じたということだが? 松本「吹っ飛びましたね。もらいました。ブロックの上から潰されて今まで味わったことないようなパワーで壁に吹っ飛ばされるくらい。死んだのかなと思いましたね(笑)」 ――生き返っての試合になる? 松本「そうですね。いろいろと目覚めました(笑)。感謝の気持ちでいっぱいです」 ――水津選手は移籍して今の状況で松本選手と対戦することをどう感じている? 水津「9月でteam NOVAに移籍して1年になるんですけれど、練習内容も環境も違くて。代表の里見柚己くんがサウスポーなのでサウスポー対策は出来ているので。タイトルマッチをやった選手に勝ったらめちゃくちゃ美味しいと思うので、潰しに行こうかなと思います」 ――その新しい環境で変わったことは? 水津「気持ちもテクニックも全部だと思います」 ――それをぶつける? 「気持ちを折って倒してやろうかなと思います」 ――関口選手からアウトボクシングという話があったが、今回もアウトボクシングを続けるのか、ニュー椿原を見せるのか? 椿原「そもそもの話、常にニュースタイルなので。今回はもちろん大きく変わっていると思いますし、あとはそれを頑張って感じ取ってもらえたら。ニュースタイルにはなっているのでお願いします」 ――椿原選手からは卜部代表が怖いとの話があったが、すでに椿原対策は始まっている? 関口「まだ何もやってないです(笑)。でも、いけるよって声をかけてもらっているので、それが一番の自信になっていると思います」 ――水津選手はキャリアで相手よりも優っている。キャリアは自信になっているか? 水津「プロキャリアが浅くても昔からやっている子もいるので、あまり気にしてないですね」 ――松本選手はキャリアの差は気にならない? 松本「何もならないです。キャリアが浅くても王者を倒せると思っているので。前は負けましたけれど、絶対にいつかは倒せるので」 ――なぜ木村選手のところへ出稽古に行ったか? 松本「トレーナーさんがいて、その方とたまたま面識があって。それで東京へ出稽古に行きたいとなった時に行くことになりました」 ――木村選手から学んだことはある? 松本「位置取りが上手いと思いました。一個一個の体勢が違うので、凄いなって。パワーもあるし、避けるのも上手いし、恐ろしかったですね。いろいろ学べました」 ――最後にファンへメッセージを。 水津「全力で倒しにいきます」 松本「レベルが違うなと思っているので、そのレベルの差を試合で見せてみんながすぐタイトルマッチを見たいと言われるくらい強さを証明します」 関口「ここ勝って次タイトルマッチをやりたいと思っています」 椿原「先見てもしょうがないので、まずは目の前の試合で勝って復活したいと思います。僕でも何か盛り上げられることあれば盛り上げていきたいと思っているので、リベリオンでも革命軍でも反乱軍でも何でもいいので、ちょっとでも盛り上がるオファーを待っています」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント