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インタビュー

【UFC】中村倫也、セコンドに堀口恭司&マイク・ブラウンで「ポジティブなエネルギーを浴びながら学んできた」「フレッチャーは諦めが悪い選手。彼が感じたことのないようなスピードやレスリング力を体感させる」=8月3日(日)朝7時

2025/08/02 23:08

平良くんとは『ここから逆襲を始めようぜ』と話した


(C)@ufc_jp

 同日のメインイベントでは、中村より1階級下のフライ級で平良達郎と、以前から中村とも交流のあるパク・ヒャンソンが急遽、対戦することになった。

「ちょっと複雑な思いはありつつも、『ROAD TO UFC シーズン1』からメインに抜擢されたヒャンソン選手に対して“おめでとう”という気持ちもありますし、もちろん日本人として平良くんに頑張ってほしい気持ちもあります。自分の心は日本にあるので、日本勢に頑張ってもらって、一緒に勝ちたいなという想いの方が強いですね」といい、チームジャパンとして、平良とは「『ここから逆襲を始めようぜ』みたいな、そんな感じの話はしました」とエールをかわしたという。

「日本でもUFCがすごく注目されるイベントになってきたなと、だんだん感じることが多くなりました。日本でもう一度UFCが開催されてほしいですし、そこでパフォーマンスをすることが僕の夢なので、その機は熟してきているなという嬉しさもあります。何より、僕個人としては、こうやって改めて恭司さんに面倒を見てもらうようになったことで、恭司さんと一緒に同じ舞台で戦える喜びがすごく大きいです。一緒に日本を背負って戦いたいという気持ちがあります」と、母国凱旋を思い描いている。

 そのためにも、ラスベガスでの勝利が必要だ。2日の中村倫也、平良達郎。翌週9日(日本時間10日)の風間敏臣vs.エライジャ・スミス、16日(日本時間17日)の朝倉海vs.ティム・エリオット、22日の鶴屋怜vs.ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルに続く、UFC日本人ファイター5連戦の最初の試合となる。

 中村は、ファンに向けて「いつも応援ありがとうございます。前回はうまくパフォーマンスすることができずにがっかりさせてしまった方も多いかと思いますが、その敗戦からしっかり学び、今回はいい準備を積み重ねてきました。皆さんを興奮させられるような試合ができると思っています。試合当日は少し朝早いですが、皆さんの目がバチっと覚めて、いい日曜日が過ごせるような試合にしたいと思っていますので、U-NEXTで応援のほどよろしくお願いします」と語った。

 約半年ぶりにオクタゴンに戻って来る 中村倫也。日本人UFCファイターの逆襲は、この男から始まる。

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