2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』の前日計量&記者会見が、1日(金)都内にて13:00より行われた。
第5試合から第8試合では「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦が行われる。
デニス・ウォシク(ドイツ/Amrani Palace)は64.9kg、デニス・デミルカプ(トルコ)に代わって出場するスアレック・TEPPEN GYM(タイ/TEAM TEPPEN)は65.0kg。
麻火佑太郎(PHOENIX)は64.95kg、エドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Susi Team)は64.8kg。
アシュラフ・アーシラ(イタリア/Hammer crew 69//Empire Fight gym)は64.8kg、ルーニス・セイング(アルジェリア/Naito Gym Brussel)は64.4kg。
YURA(ダイアタイガージム)は64.85kg、コン・デシャン(中国/象王格闘倶楽部)は64.95kgでそれぞれ計量をパスした。
今大会は20カ国以上で世界配信されることが決定。会見に同席したGLORYマッチメーカーのロビー・ティマーズ氏は「このトーナメントの目的は素晴らしい才能、新しい才能の選手を育てていくという目的もあります。このような大きな大会でただ強いだけでなく、エキサイティングな試合を見せてくれる選手を見つけて育てていくことを目的としていて、このような大会が開催できることを嬉しく思います。今回GLORYから参戦する4選手は素晴らしい選手で、皆さんが期待する試合をお見せできると思います」と語った。
<会見での質疑応答>
――今回の試合の意気込みと対戦相手を見た印象は?
ルーニス・セイング「明日の試合はもちろん勝利のためにいい試合をしたいと思う。そのために練習を積んできたし、精神的にも肉体的にも準備は整っている。明日は素晴らしい試合を見せられると思うし、このような大きな大会で戦えることに感謝している。明日を楽しみにしていて欲しい」
アシュラフ・アーシラ「大きな団体で試合が出来ることを嬉しく思っている。この日のために準備してきたこと、磨いたスキルを見せるのを楽しみにしているし、この大事なチャンスを勝ち取って自分の力を見せつけたい」
スアレック・TEPPEN GYM「このトーナメントに入りましたので、しっかり試合して優勝します。自分の強さをみんなに見せます。楽しみにしていてください」
デニス・ウォシク「このようなチャンスいただけてとても嬉しいし、光栄に思っている。明日は花火のような興奮させる試合をするので皆さん絶対に会場へ来てください」
コン・デシャン「明日は自分の力を全部発揮して勝ちたい」
YURA「明日はトーナメントの1回戦なので、しっかりKOしていい流れを作りたいと思います」
エドゥアルド・カタリン「このチャンスを与えてくださって感謝しかない。明日の試合はスペインと日本で応援してくださっている皆さんの期待に応えられるように全力を出していきたい」
麻火佑太郎「僕は去年12月の世界トーナメントに出場する目標を持っていて、9月に負けて出場できなくて。また、タイトルマッチの機会をいただいたのにそこでも獲れなくて。あと一歩、大事なところで負けてしまっていたので、このトーナメントに全てを懸けて覚悟を決めて優勝する気持ちで勝ち上がろうと思うので、まずは明日インパクトを残して勝って、シードの4人にプッシャーをかけられるように、そういう内容で勝ちたいので、ぜひこのトーナメントは麻火佑太郎に注目お願いします」
――どんなフィニッシュを見せたい?
セイング「明日はぜひKO勝ちしたいと思っている。そのことで自分の強さや準備してきたことを証明できると思います。そして自分がこのトーナメントを勝ち進んで行けるんだということを証明できればと思っています」
アーシラ「僕にKOで勝つのはとても難しいと思う。僕が勝つと自分に自信を持っているので大丈夫です」
スアレック「ガンガン行って楽しい試合をして会場を盛り上げます」
ウォシク「明日の試合の終わらせ方は勝つことだけ。勝つチャンスをいただいたので、そのチャンスを逃さず勝つことを見せたい」
デシャン「勝ち方にこだわりなく勝てる試合をみんなに見せたい」
YURA「1回戦目なのでここでKOして、会場を沸かせて皆さんに面白い試合を見せたいと思います」
カタリン「明日は大きな勝利になることを信じています。そして応援していただいている人たちもプレッシャーをかけて見てください」
麻火「世界の強い選手とやるために、試合中にも殻を破って強くなっている自信があるので、そこを自分自身も楽しみにしていますし、まずは絶対に倒してKOで勝つので楽しみにしてください」
――デシャン選手はYURA選手の試合映像を見たと思うが、どこが強いと思ったか。
デシャン「YURA選手の試合映像は全部見た。凄くパンチと身体の強さがある強い選手だと思う。でも自分は全て準備してきたので、明日会場で皆さん楽しみにしていてください。絶対に勝つ」
――カタリン選手は麻火選手の独特なファイトスタイルをどのように感じた?
カタリン「私のファイトスタイルは圧をかけること。そして腕に力があるので自信を持って戦う。相手の選手は奇妙な戦い方をする印象で、私は圧をかけてその奇妙な戦い方に挑んでいきたいと思う」
――麻火選手は、その奇妙な戦い方がカタリン選手の圧に通用すると思うか?
麻火「ディスられているのか褒められているのか分からない、初めて言われた言葉ですけれど(笑)。相性はいいかなと思っていて、打ち合いに強いと思うけれど今回パンチも磨いてきましたし、打ち合って面白い展開になると思うので、しっかりとパンチでも蹴り技でも仕留めたいですね。期待していただければと思います」
――YURA選手、世界20カ国以上に配信されるということで世界デビュー、そして大きなトーナメントに出場することでいつもと違う心境はある?
YURA「特にいつもと違う心境はないんですけれど、みんな絶対に強い選手しかいないと思っているので1個も気が抜けないと思っています」
――YURA選手はBreakingDownのタイトルマッチが終わってからどれくらい体重が増えた?
YURA「リカバリーとかして74~75kgくらいまで戻りました」
――SNSで水抜きのことが話題となっていたが、体調面は大丈夫?
YURA「慣れているので大丈夫です」
――RISEとBreakingDownに並行して出ていて、BreakingDownに出ていることのメリットは何?
YURA「BreakingDownは1分しかないので、短い時間で倒す力が付いたと思っていて。前までは見合って、勝てたらいいなって思っているタイプだったんですけれど、今は倒したいって気持ちが凄く付いてありがたいなと思っています」
――ウォシク選手は来日が7年ぶり。この7年間の間で自分はいかに変わったと思っている?
「7年は長い、7年前とは全く違うスタイルでウェイトも変わっているので、また違ったエキサイティングなファイトを見せられると思っているよ」