普段は仲がいいとは思えないほどバチバチのにらみ合いを展開した政所(左)と那須川
2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』の前日計量&記者会見が、1日(金)都内にて13:00より行われた。

第10試合のSuperFight!スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級1位・政所仁(魁塾)は52.7kg、那須川龍心(TEAM TEPPEN)は52.95kgでそれぞれ計量をパス。

会見で那須川は「階級を上げて一発目ということで、革命の狼煙をあげていきたい」とお馴染みのフレーズでの意気込み、政所は「明日は龍心が勝った方が面白い展開になると思うけれど、フェイスオフでだいぶ気合いが入っていたので、僕もスイッチ入ったので明日はヤバい試合になると思います」と予告する。

この試合でどんなところを見せたいか、との質問に那須川は「前回の試合から自分自身、技の一つ一つのキレやスピードや完成度を上げてきたので、どこを見て欲しいというのはないけれど、ひとつひとつの技を見てくれればなと思います」、政所は「レベルの差とか格の違いはどうでもいいので、覚悟の違いを見せられると思うのでそこに注目してください」と答えた。

覚悟の違いとは何か、と聞かれた政所は「僕には同じ階級で倒さないといけない相手が2人もいるので、ここで負けていられないというのもありますし、下から上がってきた龍心には絶対に負けられないので、その覚悟の違いを見て欲しいですね」とする。

では、那須川龍心の覚悟は何かとの問いに那須川は「僕は2人の関係で言うと後輩なので、下からしっかりそういう覚悟というものを踏みつぶしていこうと考えていますし、今回のテーマは53kgの分かってないヤツらに分からせるのがテーマなので、しっかり見ていただけたらと思っています」と、容赦なく政所を乗り越えていき、スーパーフライ級の選手たちに分からせてやると言い放った。



