【KNOCK OUT】古木誠也vs.チュームーシーフーでBLACKフェザー級王座決定戦「どっちかが倒れる試合になると思う」

　2025年9月23日（火・祝）東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.57』の対戦カード発表記者会見が、7月29日（火）都内にて行われた。 　今大会では3つのタイトルマッチが行われる。KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦3分3R延長1Rでは、古木誠也（REX GYM）とチュームーシーフー（中国/郭強ファイトクラブ/CFP）が対戦。 　古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年12月に工藤“red”玲央を初回KOしてKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座に就いた。2023年8月、小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功。しかし、2024年12月のドスティン・オルティス戦で体重超過。保持していたKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座を返上した。2025年4月、階級をフェザー級に上げての第一戦で辰樹を2RでKOすると、6月にはカルロス・モタを1RでKO。戦績は13勝（10KO）3敗。 　チュームーシーフーは中国の少数民族であり戦闘民族として知られる「イ族」の出身。2023年6月に初来日、龍聖から右フックでダウンを奪い、延長戦で判定負けも龍聖を苦しめて一躍注目を集めた。2024年2月の再来日では久井大夢と対戦し、激闘の末にチュームーシーフーが左フックでダウンを奪って勝利している。10月には栗秋祥梧とKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦を争ったが、延長戦で判定2-1の惜敗。2025年4月、内藤凌太に判定勝ちで戦績は28勝（10KO）6敗。また、1月にはMMAデビューも果たし、1RでKO勝利している。 　会見では、チュームーシーフーからの「今回KNOCK OUTの王者を決めるタイトルマッチに出場できて嬉しく思います。全力で戦い必ずベルトを獲得します。私が新しい王者になります」とのコメントが読み上げられた。 　古木は「フリーからREX GYM所属になりました。ベルトを必ず獲ります」と挨拶し、チュームーシーフーの印象を「ずっとやってみたかった選手なので凄く楽しみです。凄いパワーもあって勢いもあって全てにおいて警戒したいです。相性は合うと思うし、攻撃もタイプが似ているのでどっちかが倒れる試合になると思います」と評した。 　タフなチュームーシーフーを倒して勝つためには何が必要かと聞かれると、「そこまで考えてないけれど自分は倒せる自信があるので倒します」とKO宣言。 　警戒するところは「ストレートです」とし、「勢いに乗らせるとどんどん来るので乗らせないようにしたいです」ということをあげる。 　所属となったREX GYMに関しては「お世話になっている方が新しく出すジムで、そこの所属になります。ジムも新しくなるので絶対に負けられないなって思います。今までは公民館とかいろいろな場所を借りて練習していたけれど、場所が出来たのでそこで練習しています」と、新たな環境で今回の試合に臨むとする。 　もし勝てば2階級制覇となるが「それは意識していませんが、フェザー級に上げた以上は王者になりたいので倒してベルトを獲ります」とした。 　また、真っ黒に日焼けしている理由を聞かれると「日中仕事とランニングで」と照れくさそうに答えた。