固い友情で結ばれた金原と所
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の第13試合RIZINフェザー級(66.0kg)5分3RでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)に3R2分51秒、TKOで敗れて引退を発表した金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)。

「実は1年前、鈴木千裕戦が決まった時にパートナーをお願いして1回練習したことがあるんですよ。いい男だし、ファイトスタイルも好きだし、ダウトベック戦を見てコイツとやってみたいと思ったし。1年前だけど、どれくらい強くなっているのかと思って。組んだ1年前より強くなっていて、格闘技と真面目に向き合っているところを体感して。YA-MANでよかったと思います」と、YA-MANを相手に指名した理由を話した。
勝っていたら現役を続行していたかと聞かれると「勝ってたらやってたかもしれないですし、負けると思ってリングに上がることはないので。勝って辞めてもいいかなってのもあるし…これで最後だとは決めてました。だからいかに万全な状態で上がれるかを考えて100の体調でリングに上がれたので。でも思ったよりパンチをもらっても我慢できた。いけるんちゃうって(笑)」と、最初からこれが最後の試合と決めていたという。

インタビューの終盤には盟友・所英男も同席し、所は「まだ受け入れられない自分がいます。(次は自分が試合を)やりたいなと思います。憧れの金原さんがこんなに頑張ってやってきたので、僕もやりたいですね。(自分より先に先に引退するとは)思ってなかったです。同じ時代でやらせてもらって、こんな晴れ晴れとして。またファンになったというか、カッコいいなと思います」と、金原を称えた。



