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【Krush】バンタム級王座に近付く一戦に藤田和希「地に足をつけてベタ足で殴る」、井上海山「集中して戦ってれば倒れる」

2025/07/26 02:07
【Krush】バンタム級王座に近付く一戦に藤田和希「地に足をつけてベタ足で殴る」、井上海山「集中して戦ってれば倒れる」

バンタム級王座に近い位置にいる藤田(左)と井上が対戦(C)K-1

 2025年7月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.178』の前日公開計量&記者会見が、25日(金)都内にて13:30より行われた。


 第7試合のKrushバンタム級3分3R延長1Rで対戦する、藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)は「前回の試合からまた強くなってるなっていう姿を必ず見せます」、井上海山(POWER OF DREAM)は「明日は集中してしっかり勝ちにいきます」とそれぞれコメント。

 藤田は2018年11月にKrushでプロデビューし、2021年2月に大石和希にKO勝ちも11月に池田幸司にKO負け。2022年3月に豊田優輝からKO勝ちを収め、8月のK-1で初参戦の石井一成を迎え撃ったが、KO負けを喫した。その後は1年1試合のペースで2023年に鵜澤悠也にKO勝ち、2024年に坂本寿希に判定勝ち、そして2025年3月に白幡太陽にKO勝ちで今年2戦目に臨む。戦績は8勝(4KO)6敗。


 井上は2021年11月からKrushに参戦し、2025年5月の大輝戦まで3勝(1KO)1敗。通算戦績は6勝(3KO)2敗。

 続いての質疑応答で、どう戦ってどう勝ちたいかとの質問に、井上は「明日はしっかり3分3R戦うつもりでそん中で集中して戦ってれば倒れると思うんで、そこを見てほしいです」、藤田は「組み立てとかを今回けっこうやってきて、その中で当たれば倒れると思うので、そこの組み立てっていう部分で丁寧にやっていこうかなと思います」と、それぞれ答えた。


 試合に向けて一番強化してきたところは何かとの質問には、井上が「いつもと変わらず体力面でしっかり追い込んで、3分3Rずっと足を動かせるぐらいの体力トレーニングを意識して頑張ってきました」と言えば、藤田は「前回の試合で顔にパンチが当たるときのインパクトというか、質が自分の中ですごくよくないもので、結果的に倒せたんですけど、そこの当て勘という部分にはけっこうこだわってやってきました」とした。


 ここ最近の試合では、藤田は2KOを含む3連勝中、井上は直近こそ他団体のタイトルマッチで惜敗したもののトータルで8戦6勝(3KO)2敗という高勝率。ここで勝てば、黒川瑛斗の持つKrushバンタム級王座への挑戦にグッと近づくことになる。

 それについて見解を求められると、井上は「いつも通り変わらず集中してやるだけです」と短いコメント。藤田は「今は練習から何からチャンピオンになることだけ考えて練習してるので、この試合でチャンピオンに勝てるかという手応えを自分の中でしっかりつかみつつ、見てる人たちも『これ、勝てるんじゃない?』と思えるようなものを見せられたらと思っています」と話した。

 最後にファンへのメッセージとして、両者は次のようにコメント。


井上「明日はしっかり集中して相手を倒しにいくので応援よろしくお願いします」


藤田「軽量級とは思えないような、地に足をついて思い切り打ち合うような試合をして、その中で圧倒的に倒すというのを自分の中で課題にしています。地に足をつけてベタ足で殴ろうと思っていて、軽量級じゃないなと思うようなゴツゴツした試合をしたいと思っています」

 選手の降壇時、宮田プロデューサーが「2人とも発言は控えめなんですけど、バンタム級でチャンピオン以外では、この2人が本当に今勢いがあるので、たぶんKOで決まると思うので、皆さんご注目ください」と話した上で、「勝ったら、次はもうタイトルマッチというぐらいの気持ちはありますよね?」と両選手に確認。2人ともうなずいて降壇した。

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