クレベルとの再戦にかなりの自信をみなぎらせる朝倉未来
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN4 真夏の喧嘩祭り』に出場する選手たちの個別インタビューが、25日(金)都内にて行われた。
メインイベント・第15試合のRIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が出席。試合へ向けての意気込みを語った。
今の俺なら勝てるかなって相手
「やることはやってきて楽しみです。凄い試合になると思います」
――前回とは違う内容になりそう?
「やってみないと分かないけれど、お互いレベルが上がって凄い試合になるんじゃないかなと思いますけれどね」
――改めてクレベル選手の印象を。
「強いけれど、今の俺なら勝てるかなって相手」
――テーマはある?
「とりあえず勝つってことかな」
「一撃で終わらせられると思うし、判定で完封して勝ちたい気持ちもあります」
――体重はキープしている印象だが、出力や怪我の心配は?
「この72~73kgの体重で100の力を出し続けられるっていう練習をしてきたので。昔は水抜きに頼って1~2kgでも当日増やしてやろうってやっていたけれど、ある程度試合に近い体重で階級上の選手と組んでいった方が、試合の時のコンディションがいいんじゃないかって。鈴木千裕戦の時も練習の通りに出来たし、今回もそれで行こうかなとやってきました。怪我の心配は特になかったですね」
――相手を分析するうえで最も参考になった試合は?
「斎藤(裕)選手。引き込まれた後の対応とか参考になりましたね」
――2週間前にBreakingDownがあったが、大きな大会を成功させたことでプラスはある?
「BreakingDownは役割が全然違うので比べられるものではないと思うけれど、ああいう試合の会場の雰囲気だったり、選手の戦う気持ちみたいなのは、近くで見ていると自分のモチベーションにつながるところはありました」
「アイツに言いたいことは結構あって。噂で聞いたけれど、韓国大会の後に平本と一緒に酒を飲んで俺の悪口に花を咲かせていたと聞いて。まず、戦うかもしれないヤツと仲良くしてるんじゃないよって。アイツって名前ある選手ばかり指名しているじゃないですか。自分の戦績がよくないのに。秋元君の時もそうなんだけれど、もう秋元くんの試合が決まってるのに『俺空いてますよ』みたいな。最初からやる気ないのに漢気出してるような見せ方をして、マジでダサいなと。1回認められる試合をしてから来いよって感じです。そうしたら相手してやるよ」
――70kg前半で準備した中で、食事も含めて体作りで意識したことは?
「半年前からグルテンフリーをなんとなく始めて、それが続いている感じです」
――それがやりやすい?
「元々そんなにめちゃパンとか麺な好きなタイプではないので、ラクっちゃラクですね」
――フィジカルトレーニングで注力したとかは?
「ウェイトは一切やらずに、階級上の選手とずっと組み技を延々とやるのを続けてきました。寝技とか壁レスとかひとつひとつ研究しながら、毎日ああじゃないこうじゃないとやってきたし、寝技に関しても最悪の状況からスタートして抜ける研究をして来たので。そもそもクレベル相手に危ないシーンを作り出さないのが大事だけれど、4年前よりも寝技から抜け出せる自信があるので、そのぶん打撃で踏み込んでいけると思います」
――SNSでの挑発がなかったからメンタル的に集中しやすかった?
「そこに関してはどっちもでもいい感じで。SNSの挑発があるから試合に響くこともないし、無いからモチベーションが上がらないわけでもないし、無いから穏やかでいられるわけでもないので関係ないかなって感じです」







