2025年7月25日(金)東京・後楽園ホール『RISE 190』の前日計量&記者会見が、24日(木)都内にて14:00より行われた。
第9試合のスーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級10位・田中佑樹(フリー)は64.95kg、第6代DEEP☆KICK-65kg王者TETSU(月心会チーム侍)は64.85kgでそれぞれ計量をパス。
K-1 GROUP、DEEP☆KICK、BreakingDownと渡り歩いてRISEに辿り着いた初参戦のTETSUは「この試合はGACHI!!トーナメントで印象を残せなかった組だと思っていて、僕らいいヤツ過ぎたと思うので。GACHI!!トーナメントより確実に面白い試合が出来ると思っているので、田中選手ボコボコにしてGACHI!!トーナメント優勝したヤツとか、相手のジムの上のYA-MANとかを狙っていきたいと思っています」との意気込み。
田中も「先月GACHI!!トーナメントあったけれど選ばれなくて悔しいし、試合を見ていて全然いけるなと思ったし、悔しいのでこの悔しさを爆発させてTETSU選手を倒します」と、GACHI!!トーナメントのオーディションで出場メンバーに選ばれなかった鬱憤を晴らすとする。
互いの印象を聞かれると、TETSUは「GACHI!!トーナメントの面接で田中選手のことを知ったというか。自分の故郷の石川県のことを掲げていて、いいヤツやなって思って。ファイターとしての印象は、後から見たら僕より前のDEEP☆KICK王者が負けていたのでやり返していきたい。強くなった自分なので根性では負けないと思っています」とする。
田中は「印象は上手いなって印象で、Krush・K-1に出ていて前から知っている選手で。まさかやるとは思わなかった選手なので、面接という場で試合が決まってベテランの選手とやることになって。自分の負けていないところは全部負けてないと思うので、DEEP王者とは2回目なので前回は1分以内で終わってるので今回も1分以内で終わらせようかと思っていて。相手はBreakingDownにも出たことがあるので1分で終わらせます」と宣言。
この言葉にTETSUは「じゃあ、俺が1分経っても立っていたら石川県に1人でボランティアで復興しに行きます」と、よく分からない返答。田中は戸惑い気味に「ありがとうございます」とお礼を言った。
TETSUには、いま何を目指しているのかとの質問が飛び、「正直、今の僕は迷走していて。とにかくどの団体に出るにあたっても注目される選手になっていきたいというのが一番の目標で。せっかく試合して王者になったのに全然メディアにも映らずに、自分で発信も出来ていないから注目もされないという現状が悔しいので、何か打ち出す一歩をRISEのこの9試合目で見せたいと思っています」と、注目されたいのだという。
RISEでの当面の目標は、名前を出したYA-MANかと問われると「この間の面接で邪魔されたし、佑樹に勝ったらワンチャンやってくれるんちゃうみたいな感じなので、ボコボコにしてKOして、会場にYA-MANいるなら呼んだろかなって思っています」と、田中にKO勝ちしたらYA-MANに挑戦状を叩きつけるとした。
この言葉に田中は「いや、まず俺に勝てないと思うので多分無理だと思います」と否定。TETSUが「勝ったらいいん?」と念を押すと田中は「一応聞いておきます」と笑った。