2025年7月25日(金)東京・後楽園ホール『RISE 190』の前日計量&記者会見が、24日(木)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第11試合)のミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで対戦する、RISEウェルター級1位・實方拓海(TSK japan)は69.8kg、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位シンパヤック・ハマジム(タイ/HAMA・GYM)は69.6kgでそれぞれ計量をパス。
シンパヤックは「明日は絶対に楽しみに。みなさんよろしく応援お願いします」と日本語で挨拶。實方の印象については「相手は強いですね。でも、前のタイトルマッチを見たら絶対に行けるなと思っています。明日は絶対に勝ちます」と自信を見せる。
實方は「年末のタイトルマッチで靭帯断裂して、松葉杖で歩けない状態になってどうなるかと思ったんですが、また戻って来ることが出来て良かったなと思っています。休んでいる間に自分なりに考えて、どうしようかなと思った時もあったんですが、いろいろな人のサポートのおかげでまた試合が出来ることに感謝して、明日はため込んだ分、爆発したいと思います」との意気込み。
怪我の回復状態を聞かれると「今は蹴っても走っても、全然もらっても大丈夫です。やった当初はまるで練習が出来ないし、歩けないのでどれくらいかかるのかなって不安はあったんですけれど、早い期間で回復して戻ってこれたのは本当によかったと思っています。ちゃんと蹴り始めたのは春くらい、しっかり蹴れるようになった」ともう問題ないという。
これまでのウェルター級からミドル級に上げた理由を聞かれると「70kgでやっていくというのはそんなに無いんですけれど、僕はウェルター級1位で2位の選手にも勝っているし、他にやる選手がいないかなと思って。だったら上の階級でって感じです。今後もウェルター級で行こうと思っていたんですけれど、70kgでやるのも面白そうだなと思っています」と、ミドル級に転向したわけではないが相手次第ではミドル級でも試合をする様子。
ミドル級には現王者の海人がいるが、「70kgにはいろいろな選手がいるので、そこに僕が入って行っても面白いんじゃないかなと思いますね」と、70kg戦線に参入したら面白くなるのではないかと答えた。
また、自他ともに認める“地味ツヨ”な實方だが、復帰戦も地味ツヨで行くのかと聞かれると「階級を上げてパワーアップしたので“派手ツヨ”で行きます」と今回は派手に行くと語った。