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【RISE】南原健太、復帰戦前日からうずうず「バチバチに盛り上げる。アクセル全開で1Rから倒しに行く」、対するソンジクは「試合をしながら弱点を見つける」

2025/07/24 17:07
 2025年7月25日(金)東京・後楽園ホール『RISE 190』の前日計量&記者会見が、24日(木)都内にて14:00より行われた。  メインイベントのSuperFight!ライトヘビー級(-90kg)3分3R延長1Rで対戦する、第2代RISEライトヘビー級王者・南原健太(TARGET SHIBUYA)は89.2kg、MAX FCスーパーミドル級王者ジョン・ソンジク(韓国/PT365)は89.8kgでそれぞれ計量をパス。  会見でソンジクは「世界的な団体であるRISEに参加できて光栄です。さらにRISE王者である南原選手と対戦できることが出来て凄く意味があると思っています」と挨拶。  南原は「約1年ぶりのお祭り、バチバチに盛り上げようと思っています。アクセル全開で1Rから倒しに行こうと思っています。ジョン選手、RISEへようこそ、RISEは甘くないよ」と気合いが伝わるコメント。  計量で初めて顔を合わせた印象を聞かれると、ソンジクは「南原選手の試合をいくつか見ました。実際にお会いできて初めての印象としては体格が大きくて、身長が高くて、さらにカッコいい。いい試合ができるようによろしくお願いします」と微笑む。  これに南原は「向かい合って身体の厚みも感じたし、目を見た時も一切視線を外さなかったのでアツい試合が出来るかなと。相手の選手が言った、強いのも、カッコいいのもそのままかなと思います。押忍。あざーす」と、いい試合になりそうだと感じたという。  これが約1年ぶりの試合となる南原。以前と試合前の心境は違うものがあるかと聞かれると「全然です。1年ぶりでうずうずしていて、今やれと言われても出来ますよ。それくらい冬眠から解除されたような、抑えつけられていたもんが、一番いい南原健太が出せるかなと。伊藤代表も言っていましたが、RISEにいま足りないのは重量級。今大会では重量級が2試合あって、やっぱり大きい者同士の倒し合いって面白いと思うんですよ。判定なんてないし、どっちかが倒れている覚悟があるので。RISEの今後は南原健太に任せて欲しいし、引っ張って行く覚悟があります」と、早く戦いたいと言わんばかり。  日本のファンにどんな試合を見せたいかと聞かれたソンジクは「私は韓国で85kgの王者になっています。2回目の防衛戦でも勝ってディフェンディングが出来ている王者です。南原選手もRISEの王者だと聞いています、同じ天の下に2人の英雄はいないので、自分がしっかり勝ってヒーローになれるようにします」とする。  南原の倒し合いに応じる気持ちはあるかとの質問には、「南原選手はKO率が凄く高いと聞いています。自分はKO率は高くないですが、明日の試合において圧倒的に勝つことが出来るように、そういう試合をお見せしたい。かつ、KO出来ないわけでもないので、それも念頭に置いて試合をしたいと思います」と、KOを狙いつつ圧倒的に勝つ試合をするとした。  すると南原は「俺を圧倒的に倒すのは無理だよ。どこでその自信があるか聞きたいですね」と自ら質問。これにソンジクは「全ての勝負には圧倒的な勝ちはないかもしれないが、南原選手は空手ベースであって体力もある。しかし自分は経験が豊富だし、明日試合をしながら弱点を見つけることが出来ると思うので、明日も圧倒的な勝ちのチャンスは十分にあると思っています」と、経験から弱点を見つけ出すという。  これを聞いた南原は「ジョン選手、アツいアンサーをカムサハムニダ」と、本気で向かってきてくれる意思が伝わったソンジクに感謝の言葉。しかし、ソンジクが自分と同じくヒーローを目指していることに対しては「申し訳ないけれど、格が違うでしょう。スターやヒーローになれる人っていうのは決まっているんですよ。そういう星のもとに生まれているので」と“格が違う”と答えた。
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