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【KNOCK OUT】軍司泰斗がスーパーレックに勝った男とヒジありOFGマッチ2戦目「前回ボディで倒したので次は違うことで倒したい」

2025/07/22 16:07
 2025年8月29日(金)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT.56 New beginning』の記者会見が、7月22日(火)都内にて行われた。  KNOCK OUT-RED -59.0kg契約3分3R延長1Rで、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)と対戦する。  軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝、2017年9月にKrushバンタム級王座を獲得(第2代)、2021年12月に第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2025年10月にはISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得している。  K-1との契約を終えて、2025年6月にKNOCK OUT初参戦。ヒジ打ちあり、つかみ制限無しのREDルールに挑み、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者ペットルンルアンを得意の左ボディでKOした。戦績は27勝(7KO)6敗1分。  ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者(2015年)、元タイ国プロムエタイ協会同級王者(2015年)、True-4U同級王者(2016年)、CP Fresh Martチャンピオントーナメント優勝(2013年)などの実績を持ち、戦績は78勝30敗2分。スーパーレックとは2015年・2016年に3度対戦し、2勝1敗と勝ち越している。2024年6月の『MuayThai Super Fight』に初来日、大和哲也に判定勝ちした。サウスポーのフィームー(テクニシャン)。  会見に出席した軍司は「6月に初めてKNOCK OUTに出させてもらって、そこでKOで勝って早い段階で試合が組めたことに感謝しています。次の相手はこの間より強い相手なので、前回以上にいい戦いが出来ればいいなと思います」と挨拶。  ゲーオガンワーンの印象は「前回と同様、組みとヒジが上手い選手。僕としては打ち合いが出来る選手とやりたかったけれど、前回以上に強い選手なので。前回ボディで倒したので次は違うことで倒したいと思っています」とする。  スーパーレックに勝利していることは意識するかと問われると「ムエタイで勝っているので、そこは何とも言えないです。今回はオープンフィンガーグローブムエタイなので、ちょっと違う部分がある。そこはあまり意識せずに戦えればいいなと思う」という。  相手が前回に続いてヒジ打ちや首相撲を得意としていることには「OFGなのでボディだったり、全ての攻撃が効くと思うのでそこまで意識はしてない。もちろん練習はしているけれど、違うことで倒せる武器がOFGにはあると思うので、そこで攻めて行ければ」と、自分は違う武器で戦うとした。 【写真】6月、初のOFGマッチで元ラジャダムナン王者を1Rでマットに沈めた その後の練習に関しては「初っ端にヒジをもらってしまったのでその対応、首相撲、ムエタイの技術を学んで次に生かせればと思っています」と、さらにムエタイの技術に磨きをかけて臨むつもり。  後楽園ホールでの試合に関しては「最後にやったのがKrushタイトルマッチで玖村選手に負けてしまってそれが最後(2020年9月)だったので、あまりいい思い出がない。今回しっかりKOで勝って、いい思い出にしたいですね」と、実に5年ぶりということで負けた記憶を上書きしたいとした。  今大会が八角形のリングで行われることについては「僕は1回金網でやったことがあるので(2024年10月のJAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE)。その時に感じたのは足も体力も使う。逃げる相手には追わないといけないけれど、追いきれないのも八角形にはあるので、そこはしっかり理解しているので今回しっかり倒せる感じでやれればいいなと思っています」と、経験を活かして戦いたいと話した。
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