【RISE】玖村将史「全然レベルが違うくらいトレーニング量が上がった」志朗返り討ちに自信あり「やっぱり玖村将史はモノが違うなってところを皆さんにお見せします」

　2025年8月2日（土）東京・大田区総合体育館『RISE WORLD SERIES 2025』にて、RISE世界バンタム級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで王者・志朗（BeWELLキックボクシングジム）に挑戦する元K-1の玖村将史（999）が7月19日（土）都内にて公開練習を行った。 　パンチのミット打ちで鋭い右ストレート、左フックを見せた玖村は「今回5Rなので、その5R用にしっかり仕上げている。いつもは試合2週間前から減量がほぼないくらいで調整していたけれど、今回は最後に落とそうかなと調整がちょっと変わっています」と、5R用の調整をしてきたとする。 「試合が決まってから5R用に身体も作ってきました。その前から5Rの試合オファーもあったので、K-1を抜けたら5Rの試合もあると思ったいたので5Rで戦える身体作りをしてきましたね」 　志朗の3年前との違いを聞かれると、「細かいテクニックは3年前より良くなっているところはあると思いますが、スピードとかパワーはそんなに変わってないかなという印象。基本的なところは、上手いテクニシャンというイメージはありますけれどそんなに大きく変わってない気がします」と評する。 　怖い部分はどこか、との質問には「テクニックはあるのでその一発、相手の隙を突くのが上手いと思うので油断はせず、そこは5Rしっかり集中してやりたいと思います」ということをあげた。 　逆に自分は「ファイトスタイルが変わった。そこは試合でお楽しみにしていただければ」とした。 　志朗が「打ち合いで一方的に打つ」と発言したことを聞くと、「みんな自分がベストの練習していると思いますが、僕とやったらそうはならないと思うので。どう来るのかと楽しみにしています」と自信を見せる。 　5Rの試合になると駆け引きも必要となってくる。それについては「今までのスタイルと変えて、駆け引きもした中でしっかり5R全部ポイントがとれるように、というトレーニングもしてきました」と対策はしているとし、「1Rから倒しに行って、最後まで倒しに行くスタミナを付けてきました、その中で判定になっても勝てるように。試合ではやりたいようにだけにはならないと思うので、どんな展開になっても勝てるようにしっかりやってきました」と、KOでも判定でも勝てるという。 　敵地に乗り込むことには「K-1以外のリングで戦うのは久しぶりなので楽しみですね。新しい新鮮な感じでワクワクしています」とする。 　初対決の時は、玖村が待ちの姿勢でワンチャンスを取ったという印象があると言われると「自分たちの中では攻略して完璧に勝ったと思ったんですけれど、周りの意見では向こうがポイントを取っていたと思っていた人もいたので、そういうことを思わせないようにしっかり誰が見ても勝ってるなっていう風に戦おうかなと思います」と、今回はもっと分かりやすく勝つと答えた。 　昨年9月から試合間隔が開いたことには、「試合期間は開いたんですけれど、その間にちょこちょこ試合が決まりそうなところはあったので、いつでも試合が出来るように仕上げてきていた。その間に5R用の練習もしたし、今回からフィジカルも始めて身体を作りなおしてきたので、以前とは全然違う、さらに成長したところを見せられたらと思います」と、成長する期間だと捉えているという。 　5R用にどんな練習をしたのか、と聞かれると「シンプルにトレーニングや追い込みの量が以前よりも全然レベルが違うくらいトレーニング量が上がりました。ラウンド数も今までの倍くらいやっているし、手数だったりも全然違うし、蹴り込んできた数も違うし、走っている距離も違う。全部今回の試合のために100％で仕上げてきました」と説明。 「スパーリングをしていても5R目になると結構疲れていたけれど、そこも今は問題ない。何ラウンドでも行けるように延長のことも考えて作っています。延長に行く気はないけれど、行ってもしっかり勝ち切れるようにトレーニングはしてきました」と、完璧ぶりを話す。 　また、私生活は充実しているかとキラーな質問も飛んだが「今までよりトレーニング量も増えて充実はしていますね。今は格闘技に全集中して生活しています」と笑った。 　そして最後に「約1年ぶりの試合になんですけれど、やっぱり玖村将史はモノが違うなってところを皆さんにお見せしますので楽しみにしていてください」と、ファンにメッセージを送った。