2025年7月20日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.55』(U-NEXT配信)の前日公開計量&記者会見が、19日(土)都内にて13:30より行われた。
第4試合のKNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R延長1Rで対戦する、Kiho(KNOCK OUT GYM 調布)は45.85kg、森川侑凜(J-KRANG)は45.95kgでそれぞれ計量をパス。
会見で森川が「前回の試合は倒し切れなかったので、今回はしっかり倒す試合をしたい」と言えば、Kihoも「今回もしっかりぶっ倒して勝ちたいと思います」と互いに勇ましい。
5月大会では森川がベストバウト賞、KihoがベストKO賞を受賞しており、男子顔負けの試合が期待されるこの一戦。
森川は「前回ベストバウト賞に選んでいただいて、その時は相手の選手も自分とファイトスタイルが似ていて打ち合うスタイルだったんですけれど、今回のKiho選手はまた違うスタイルなので、また違う盛り上げ方が出来ると思っています」、Kihoは「今回もぶっ倒して盛り上げたいと思います」と、互いに盛り上げる気十分。
ぱんちゃん璃奈が返上して以来、空位となっているKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座については「アトム級のベルト、出来たら狙っていきたい。なのでしっかり今回は倒し切る試合をしたい」(森川)、「そろそろベルトが欲しいので、今回の試合にしっかり勝ってベルトを年内に出来ればいいなと思っています」と、互いにタイトルを意識しているとした。
また、一児の母である森川は、どんな姿を娘に見せたいかと質問されると「昨日、泣くほど嬉しかったことがあって。髪の毛を編んで保育園に迎えに行って、保育園の先生にむちゃくちゃ褒められて。その帰り道に娘が、カッコいいとか言葉を発したことがなかったんですけれど、『ママ、カッコいい』ってずっと帰りの車で言い続けてくれて。ふとした時に顔を合わせてママカッコいいと言ってくれたので、さすがに泣きました。なのでカッコいい姿を見せないとなって思います」と、ほのぼのエピソードを披露した。
第1試合のKNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R延長1Rで対戦する、山田真子(GROOVY)は45.45kg、菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)は45.75kgでそれぞれ計量をパス。
Naoの欠場で緊急参戦となった菊地は「今回急遽出場が決まったんですが、やるからには勝ちたいです」、山田は「急なオファーを受けてもらってありがとうございます。明日はマジでめちゃくちゃ楽しみです。バリバリ楽しんで頑張ります」と意気込む。
試合について菊地は「自分のスタイルが前へ行って打ち合うスタイルで、山田選手もパンチで前へ来るのでお互い打ち合って盛り上げていきたい」とすれば、山田も「第1試合なのでさっき言われた通り1Rから打ち合いたいと思っていて、それもめちゃくちゃ楽しみです」と、両者とも打ち合い宣言。
同じくタイトルについて聞かれると、菊地は「明日の試合にしっかり勝ってタイトルが出来たら狙っていきたいです」、山田は「アトム級のベルトが出来るとか出来ないとか耳に挟んだので、めちゃくちゃ楽しみ。ぜひ狙いたいと思うので今回の試合は大事かなと思う。自分もしっかり仕上げているので明日の試合で見せたい」と、両者とも意欲的だった。