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【修斗】バンタム級王座統一戦! 正規王者・齋藤奨司vs.暫定王者・永井奏多、“投神”倉本一真降臨が、5戦5KOパーフェクトレコードの新人王・宮口龍鳳と激突=9月21日(日)ニューピアホール

2025/07/19 20:07
 2025年9月21日(日)東京・ニューピアホール昼夜大会の対戦カードが発表された。  第2部(17:30開始)のメインは至極の世界戦が決定した。第13代世界バンタム級王者・齋藤奨司(正規王者/FIGHT FARM)が、同級暫定王者・永井奏多(暫定王者/TRIBE TOKYO MMA)と「世界バンタム級王座統一戦」の臨む。 ▼世界バンタム級王座統一戦 5分5R齋藤奨司(FIGHT FARM)正規王者 7勝2敗1分永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)暫定王者 8勝0敗1分  永井は現在無敗の20歳。7連勝中と最激戦区のバンタム級最強のトップコンテンダーだ。2025年は3月に藤井伸樹に判定勝ち後、5月に大阪でダイキ ライトイヤーに1R TKO勝ちで暫定王座についている。  永井の強みは心技体のバランスの良さ。それを裏付けるのが国内トップファイターが集結する“練馬ピラニアの穴”長南亮率いるTRIBE TOKYO MMAでの鍛錬だ。練馬で鍛え上げられ、技を磨き、自信を培った永井は一気に世界王者への階段を駆け上がった。  そしてその動向が注目されていた正規王者・齋藤奨司は、統一戦のオファーを迷う事なく快諾。これこそが真の王者の姿と言っていいだろう。24年の7月21日に行われた後楽園ホール大会で“最も戦いたくない男”の異名を持つ藤井伸樹(ALLIANCE)との大激戦を制し、世界王座を戴冠。今回はちょうど1年振りの試合となるが、齋藤はその前の須藤拓真戦の際にも1年2カ月のブランク明けで判定勝ちしており、齋藤にとって実戦とは試合数をこなすことではなく、対峙する相手に対していかに自己を練り上げ挑むかであろう。30歳。  そんな齋藤にとって暫定王者・永井は相手にとって不足なし。毎年数え切れないほどの選手がデビューし、篩にかけられ、サバイブしていく事すら困難なタイトル戦線。そのパイの大きさゆえ、最激戦区と呼ばれるのが修斗バンタム級だ。その最強を決める“TOP of TOP”に相応しい二人によって統一される王座。“心技体”、“打倒極”全てが最高峰と言える、これぞ修斗と言われるような試合展開が見られるのは間違いないだろう。今大会の大トリに相応しい両者の一戦に注目だ。 [nextpage] バンタム級で無敗・宮口龍鳳と倉本一真が激突! ▼バンタム級 5分3R宮口龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)同級世界10位・環太平洋1位 ※24年度同級新人王 6勝0敗倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We/Majestic)※KNOCKOUT UNLIMITEDスーパーフェザー級王者 11勝4敗  そのバンタム級にあの男が帰ってくる。“投神”倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We/Majestic)だ。2017年に修斗でプロデビューすると、レスリング×空手のMIXスタイルが開花。レスリンググレコローマンスタイルで全日本を幾度も制したその投げを武器に7連勝を飾り、ランキングを一気に駆け上がる。 「わかっていても投げられてしまう」連続ジャーマンでのKOなど、その衝撃の結末からつけられた異名が“投神”。2020年からはRIZINに参戦。24年からは究極打撃格闘技KNOCKOUTにも参戦。絞め・関節技は禁止ながら、あらゆるシチュエーションでの打撃が認められる「UNLIMITED」ルールで、まさに水を得た魚のように躍動。6月22日には栗秋祥梧を判定で下し、スーパーフェザー級王者に輝いたばかり。MMAは、24年4月のヤン・ジヨン戦のスプリット判定勝ち以来、1年5カ月ぶりとなるが、UNLIMITEDで磨かれたスタンドとコントロールしての打撃が、いかにMMAに組み込まれるか。  その“神”と呼ばれる男を迎え撃つのが宮口龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)。5月に野尻定由を1R KOに沈め、修斗で5戦5勝5KOとパーフェクトレコードを誇り、関係者の評価が日に日に高まる次世代期待のトッププロスペクト。フルコン空手出身で、長い手足から放たれる打撃で対戦相手を沈めてきた宮口だが、本人はグラップラーだと語り、得意は寝技なのだそうだ。これまで寝技に行くまでに相手を打撃で倒しているという衝撃の事実が判明した宮口にとって、倉本一真との一戦はまさに世に出る前の“伏龍鳳雛”状態と言えるのか?  その実力が本物かどうか、試されるには楽しみすぎるカードが決定した。最後に立っているのは“投神”か?それとも“伏せる龍”か? 王座が統一されるバンタム級だが、このカードこそが裏メイン。 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)友利琉偉(パラエストラ小岩)  旭那は田上こゆるに2連敗後、25年5月のインフィニティリーグで田口恵大を2R リアネイキドチョークに極めて再起。  友利は、牧ヶ谷篤に判定勝ち後、知名昴海、黒部和沙相手に連敗。25年7月のインフィニティリーグで田口恵大と対戦も、田口のヒザ蹴りがローブローで続行不可能。友利の反則勝ちとなっている。 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2Rマッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)田口惠大(RISING SUN)  マッチョ・ザ・バタフライは7月のインフィニティリーグ初戦で黒部和沙に判定負け。連敗脱出なるか。打口も5月に旭那、7月に友利に敗れている。先に白星を掴むのは?  インフィニティリーグ4試合が既にエントリー。ここに環太平洋フェザー級王者・上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)、ミドル級で再起をかける岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)も出場選手に名を連ねている。今後の決定カードも目が離せない。同大会チケットは、7月21日より修斗BASE オンラインショップで早割販売される。 プロ修斗公式戦  PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.8 夜の部決定カード 2025年9月21日(日)東京・ニューピアホール[開場]17:00[開始]17:30  ※開場中にオープニングファイトを実施予定 【夜の部 決定対戦カード】 ▼世界バンタム級王座統一戦 5分5R齋藤奨司(正規王者/FIGHT FARM)永井奏多(暫定王者/TRIBE TOKYO MMA) ▼バンタム級 5分3R宮口龍鳳(同級世界10位・環太平洋1位/総合格闘技道場コブラ会)※昨年度同級新人王倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We/Majestic)※KNOCKOUT UNLIMITEDスーパーフェザー級王者 ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)友利琉偉(パラエストラ小岩) ▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2Rマッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)田口惠大(RISING SUN)
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