
第6試合のKNOCK OUT-BLACK女子バンタム級3分3R延長1Rで対戦する、NANA(エスジム)は53.45kg、ザリーナ・イスラモバ(ロシア)は53.15kgでそれぞれ計量をパス。

初来日となる『RWS』を主戦場としているイスラモバは「明日の試合のために100%準備が出来ています。他の選手たちにも幸運を祈ります」、迎え撃つNANAは「見ての通り可愛いザリーナ選手を倒したいと思います」と、それぞれコメント。

NANAは初対面した相手について「思っていた以上に可愛くて、フェイスオフの時に可愛いって声が漏れてしまいました(笑)。向かい合った時には大きさは感じなかったんですが、その写真を見て凄い大きいとビックリしました」との印象。

これにイスラモバは「可愛いと言ってくれてありがとう(笑)。でも、見た目と実際のパワーは違います。明日は本当のパワー、“可愛いパワー”を見せたいと思います」と微笑み、「今回、日本へ初めて来ました。日本に来るのが夢で、特に試合をするのが夢でした。明日みんなに見せたいものは美しいキックボクシングです」とする。

女子の試合が面白くない、迫力がないといったことが一部で言われていることについて聞かれると、イスラモバは「女子の試合が男子より面白くないと思ったことはありません。明日は全力を尽くしたいと思います」と、そんなことは言わせない試合をすると意気込む。

NANAは「女子の試合は面白くないですか?よく見た方がいいですね。明日はザリーナ選手の力も借りて、綺麗なキックボクシングはやったことないけれど、出来るように頑張ります」と、2人でいい試合を見せると誓った。

また、娘でプロキックボクサーでもあるMOMOにどんな背中を見せたいかと聞かれたNANAは「来週、MOMOも名古屋で試合があるので、勝ってつなげないと母としてカッコ悪いので、根性と気合いを見せたいと思います」と娘に勝利のバトンを渡したいとする。
最後に、今後女子王座の新設が予定されていることに対しての気持ちを聞かれると、イスラモバは「私は勝つために来ました。自分がベストであることを見せに来ました。必要であれば体重を落とすことも出来ます。明日はKOしたい。そしてベルトが欲しい」と意欲を見せ、NANAも「私もベルトがもちろん欲しいです。UNLIMITEDルールにもちょっと興味があります」とBLACKルールだけでなくUNLIMITEDルールへの挑戦にも意欲を示した。


