▼第1試合 ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
×箕輪ひろば(日本/総合格闘技道場STF)MMA14勝6敗 1.0078、124.0lbs
[判定0-3]
〇イ・スンチョル(韓国)MMA10勝1敗 1.0159、124.2lbs
箕輪は、2024年1月の有明大会で、グスタボ・バラートにスプリット判定の惜敗。ONE2連勝から3連敗を喫したが、黒星の相手はジャレッド・ブルックス、ボカン・マスンヤネ、バラートと強豪のみ。24年7月にジェレミー・ミアドと対戦し、初回にダウンを奪われるもテイクダウンからパウンドで、スプリット判定を制し、再起を遂げた。
イ・スンチョルは、MMA9勝1敗。2023年10月の『Angel's Heroes 6』でレネ・カタランを1R 72秒 KOに下すと、2023年12月にGLADIATORで初来日を果たし、澤田政輝に右ストレート一発で初回KO勝ち。
24年3月のGLADIATORフライ級トーナメント準々決勝では、ツェルマー・オトコンバヤルに左右のグラウンドヒジで2R TKO勝ち。24年8月の『ONE Friday Fights 74』でONE初参戦すると、フィリピンのモイセス・ロイス・イロゴンを1R、右フックでTKO。12月の前戦『ONE FF 91』でもベトナムのファム・ヴァン・ナムをマウントからのヒジで2R TKOに下している。
グラウンドヒジ、ヒザなどがぶりからの際の攻撃に殺傷能力があるONE FF2連勝中のイ・スンチョルを相手に、箕輪は「全局面で勝負したい」と語っている。
1R、ともにオーソドックス構えから、先に右を突く箕輪は右で差してクラッチして崩すがコーナーに戻すスンチョル。左で細かいパンチの箕輪。右で差して細かいヒザを突く箕輪。四つにして体を入れ替えたスンチョルがクラッチして崩してすぐにがぶりヒザ。箕輪はシングルレッグで戻してボディロックからバック引き込み。シングルレッグの箕輪にスンチョルはグランドヒザを突くが、すぐに箕輪も押し込み。
コーナー背にする箕輪はリング中央にダブルレッグテイクダウン。立ち際にバック狙いも足はかからず。スンチョルはロープ背に立ち体を入れ替え、外がけテイクダウン。バック狙いも箕輪もすぐに胸を合わせて両者立ち上がる。箕輪がコーナーに押し込みゴング。
2R、右ローのスンチョルに左右で詰めて組む箕輪。体を入れ替えるスンチョルは四つから小外がけで再びテイクダウン。すぐに立つ箕輪にがぶりヒザ。すぐに立つ箕輪を大内刈テイクダウン。ここもすぐに立つ箕輪がシングルレッグテイクダウン。スンチョルの立ち際にバックからたすきがけもシングルバック。コーナーを蹴ってバック狙いも両足はかからず。木村狙いから正対してトップのスンチョルが際でパンチ、ヒザ。
みたび足技を混ぜてテイクダウン。箕輪はここもすぐに立つが崩すのはスンチョル。しかし、箕輪はここも先にスクランブルしてダブルレッグテイクダウン! すぐにバックについてリアネイキドチョーク! タップしかけるスンチョルだが凌ぐ。
3R、右ローを当てて前に出る箕輪に左を当てるスンチョル! しかし前に出るのは箕輪。右を返してシングルレッグも、切ってトップはスンチョル。パウンドのスペースで立つ箕輪はシングルレッグからダブルレッグテイクダウン。しかし崩れても立つスンチョルがヒザ! 立って後退する箕輪に左ボデイ! 箕輪の打ち返しが軸がブレる。右で差して押し込むのはスンチョル。
体を入れ替えた箕輪が肩パンチ、互いに体を入れ替えて最後に押し込む形はスンチョル。こつこつヒザ。しかし箕輪も体を入れ替えブレーク。
箕輪の右ローに右を返すスンチョル! 四つから小外がけテイクダウン。ここすぐ立つ箕輪がシングルレッグから四つも押し込むのはスンチョル。そのままゴング。スンチョルはロープにもたれかかる。
判定は3-0でスンチョルが勝利した。
















