(C)ONE Championship
2025年7月18日(金)タイの首都バンコクのルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 116』(U-NEXT配信)の女子アトム級MMAマッチで、同級2位の三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)が、コロンビアで3戦無敗のジュリアナ・オタロラと対戦する。計量&ハイドレーションテストを前に、三浦がONE公式インタビューに現在の心境を語った。
元々、8月に対戦するのは(王者の)ザンボアンガと言われていて、そっちで準備していたけど──やることは変わらない
──インスタなど拝見させてもらっていますが、表情もそうですし、身体も締まって心身ともに調子は良さそうですね。
「そうですね。コンディションは常に保たれている感じです。いい感じに今回も順調です」
──そのコンディション作りに意識していることなどありますか? 最近、変化や工夫などありますか?
「(トレーナーの)堀江(登志幸)さんがコンディショニングをやってくれているので、その点で少しは変わったりはしてると思うのですけど、自分が常に良くしようと思っているのが一番強いのかなっていう風に思っています」
──前戦のリトゥ・フォガット戦を振り返って下さい。今からだとどう分析しますか?
「あれはリトゥありきの試合だったのかなと感じています。それ以外は特に。いつも通りの一戦というイメージしかないので、それほど意識はしていません」
──自身のパフォーマンスについてはどう思いますか? きっちりと一本勝ちしましたが。
「あんまり良い方ではなかったと思いますが、その中でやり切ったので、こんなもんかなっていう感じでした」
──あの試合、ヒザ十字で極めましたが、そのことで相手はあやかロック以外にも対策すべき点が増えて、今後の対戦相手に対してもプレッシャーを与える効果があったのではないでしょうか?
「そうですね。ずっと言ってきたことが出せた試合でした。ただ、対策されたところで極めるのがあやかロックなので。対策って別に自分のらしさを出していないと思うし、自分はただいつも通りやるだけで、相手のことをあまり考えていないです」
──現在、4連勝で勝ちが続いている理由ですが、三浦選手が相手よりも自分のパフォーマンスに集中できていることが大きいですか。
「そうですね。対策されてもっていう自分のわがままを通す、通したものが強いっていう風に思っています。まずは今回もこうやって試合を頂けたので、そこでしっかり勝ちます。対策とかではなくて、自分自身をしっかり整えて試合に臨みます」
──対戦相手のジュリアナ・オタロラ選手の印象についてか聞かせてください。
「情報も特にないですし。もう考えないことにしているというか、あまり注目はしてないというか。印象はないですね。自分を通すっていうのを集中して、いこうかなって思っています」
──試合展開やフィニッシュのイメージを教えて下さい。いくつか複数のパターンは既にあるのですか?
「それはずっと前から揃ってたので、特にこの相手だから変えるっていうことはないです。変わらずやっていくって感じです」
──今は次戦に集中している三浦選手ですが、一方でかなり以前から王者のザンボアンガとの対戦が取り上げられています。現時点、ザンボアンガやこの流れにどのような気持ちを持っていますか?
「元々、8月に対戦するのはデニス・ザンボアンガと言われていて、そっちで準備していました。相手が変わっても私がやることは変わりないです。モチベーションを保って、しっかりやっていくつもりです」
──仮にザンボアンガと対戦する場合、その勝利イメージは既にできていますか?
「何があっても対応できるように練習をしているので、そこは変わらずというか。ただ、今は目の前の相手に集中です」
──ション・ジンナンがアトムに挑戦していますが、これについてはどう感じますか?
「わからないですね。彼女がこのままやり続けるのか、やめるのかわからないです」
──仮に再戦するとなったら、希望するのはアトムですか? ストローですか?
「これまでは彼女と対戦するのはストローとこだわっていましたけど、アトムでも。それで組まれるんだったらしっかりやります」
──最後にファンへメッセージをお願いします。
「いつも応援してくださっている皆さん、7月18日に試合をします。日本人の選手もたくさん出るみたいなんですが、日本を代表してしっかり戦っていきたいと思います。しっかり勝って次につなげたいと思っています。まずは今、目の前の試合に集中します。金曜日の夜、しっかり見てもらえると嬉しいです。よろしくお願いします」






